そうだ!・・扁桃核を刺激するような生活を送ろう!

平成25年9月28日発売の公務員はなぜ認知症になりやすいのか・・ボケやすい脳、ボケにくい脳では、扁桃核を刺激するような生活を送ることが認知症の予防になることを指摘しました。今回は、具体的にどうすればよいかをご紹介します。皆さん、感情が伴った記憶は覚えていると思いませんか?例えば、普通に観光目的で旅行したことは忘れてしまいがちです。しかし、そこで台風に遭遇して帰りの飛行機が遅れたりとか、予定がキャンセルになったとか経験はありませんか?旅行としては残念なのですが、ドキドキ、ハラハラ、不安な感情が伴っていたために、記憶としては長く定着しやすいのです。これが、扁桃核を使った感情記憶なのです。

料理という行為を考えてみましょう。料理とは脳の働きから言うと、とても複雑です。出来上がりの料理を右脳でイメージします。それから、左脳を使って具体的に、材料を選び、買い物して、具体的に調理を行っていきます。つまり、最初から右脳と左脳の共同作業になります。しかし、その一連の作業を継続させるものが扁桃核です。食べる人の喜ぶ姿を思い浮かべ、実際に美味しいと言ってもらえれば、まさに“快”です。この快があるから、世の中のお母さんは疲れていても毎日食事を作ってくれるのです。もちろん、食事を食べる方も、美味しいものを食べることで扁桃核が“快”になることは言うまでもありません

扁桃核は、夢と現実を区別することはできません。ですから映画を見たり、本を読むことは扁桃核を刺激する点からもお勧めです。社会人なら、最低でも月に2冊の本、1本の映画を見てほしいものです。もし仕事が、営業マンや美容師さんのような客商売であれば、認知症予防という視点以外でも、本も読まない・映画も見ない人とは会話もしたくはありません。一方テレビは、読書や映画に比べ、ただ眺めているという点で極めて受動的ですので似ているようですが、脳の働きからするとお勧めではありません。

以上のような生活をすることで快や不快を自在にコントロールすることが可能です。結果として、同じ人生を生きても常に扁桃核が快であり続けることができるのです。


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