平成23年1月22日、NPO法人PAL研究会主催で春山満さんの“右手にロマン、左手にソロバン”の講演会を行いました。
PAL研究会は、14年前から東濃地方を中心に士業を中心とした、経営者の勉強会としてスタートしました。
昨年10月にNPO法人化しました。
活動の中心は、月1回の朝食です。
毎月第一金曜日の午前6時30分からに関わらず、40人前後の方が集まります。
そんな活動が14年続いているのですから凄いものです。
さらに年に4回講師をお招きしての講演会を主催しています。
その中の一つが今回の春山さんの講演会です。
現在、私は、PAL研究会の会長をしているため、講演の前には会長挨拶をさせていただきます。
いつもはあまり緊張しないのですが、今回は緊張しました。
なぜなら、春山満さんをどのように紹介すれば良いかに迷ったからです。
春山さんは、筋ジストロフィーにより首より下の筋肉はまったく動かすことができません。
しかし“障害をバネに、ビジネスで成功されている”などと、紹介してはいけないのでは?と随分悩みました。
講演が始まると、やはり思ったとおりでした。
講演に先立ち、春山さんはハッキリと言われました。
「私自身は、障害を逆手に取った気持ちもないし、今の環境でいかに生きていくかを懸命に考えているだけです。難病にならなかった人生は考えられない」
その後は、素晴らしいお話が続きました。
次回でいくつかご紹介します。