皆さん、手足が動かないということが何を意味するか想像できますか?
春山さんはメモを取ることができません、そのため記憶力を高めなければ生きて行けないのです。
メモが取れない緊張感から独特の反復練習を心掛けられているそうです。
講演中も、意識して話された内容を繰り返される手法には感心しました。
また辞書が捲れなくなってから英語力が格段に向上されたようです。
本当に、「人間は可能性の塊」だと感じました。
障害を持つようになった春山さんが感じたことに、医療や介護の世界には、どれ程“望まれていながら提供されていないサービスがいかに多いか?”と感じられたようです。
そこで、春山さんが凄いところは、それらを実現すれば、「健全な利益を確保することができる」と考えた点です。
医療や介護の業界では、なぜか利益を上げることに嫌悪感を持たれる方が結構見えます。
春山さんの言葉を借りれば、「利益なくして継続はない」です。
我々、医療法人ブレイングループもスタッフ一同、肝に銘じなければいけない言葉でした。
その他に、病院はサービス提供の場ではないという点では、医師としては厳しい言葉をいただきました。
小さな権力を持った人達は、なぜかスリッパを履いている。
その代表は、“医師と教師と公務員”という話には、立場を忘れて思わず笑ってしまいました。