この本は、本来子育てをする女性に向けて書かれているようです。しかし自分自身、男でありながら、泣いている子供への対応は、とても苦手です。そのため、一度も小児科を選ぼうと思ったことがないほどです。この本を、読むとそんな理由がとても良く理解できます。まさに、自分自身が本当は泣きたかったのかもしれません。本の中から、ご紹介します。
- あなたが「こうしなければダメ!」「こうしてはダメ!」だと思い込んできたことを、子どもが堂々とするから、イライラするのです。
- 簡単に言えば、「こんな自分はダメだ」という「自己否定」が隠されている
- あなたがあなたらしく、幸せに生きるために、いまはもう必要のない思い込みが、じつはたくさんあるのです。それに気づかせてくれるのが、あなたの子ども
- 「子どもは、お母さんを幸せにするために生まれてくる」
- あなたが「ダメ!」だと思ってきたことに対して「いいよ!」と許可を出す。 そして、 子どもをお手本にして「やってみる」 だけ。とってもシンプルです。
- 「泣いてる子どもを見ているとイライラする!」というお母さん、とても多いんですよね。 私も、そうでした。これ、じつは お母さん自身が「泣きたいときに泣けていないから」 なんです。
- 前提が「できなきゃ、ダメ」なのか「できても、できなくても、大丈夫」なのかで、人生の幸福度は全然違うんですよね。
- 子育ては、自分のがんばりが、子どもの姿に比例しないんですよね。
- 私がどうしてこんなにも子どもの「イヤ!」に、反応してしまっていたかというと、理由は超シンプル。イヤなことを、イヤって言えていなかった。
- あるとき、「イヤ!」を言わないことで、自分の不幸を他人のせいにしていることに気づいたんです。
- 「やりたいことをやる」よりも、「やりたくないことをやめる」ことのほうが、じつは大切。
- 子どもがお母さんに対して暴言を吐けているのなら、子育て大成功です。「お母さんは、どんな自分のことも受け入れてくれる」と、子どもが思えているということだから
- 子どもって、親の言うことは聞かないけれど、親の生き様は怖いほどよく見ている。「人は支え合って生きている」「世の中は優しい」ということを、お母さんの生き方で、子どもに伝えません
- 「子育てに悩んでいる」ということは、「そもそも、私の生き方そのものがしんどかった」ということ。
- 「子育ての悩み」の100%に、お母さんがお母さん自身を否定していること、つまり「自己否定」が影響しているからです。 悩んでいるお母さんの心を掘り下げていくと、必ず「自己否定」が隠されている。反対に言えば、「自己否定」をなくしていくことで、そもそも悩まなくなるのです。
- 自己肯定感の高い子どもを育てるのに一番近道なのは、お母さんの自己肯定感を高めること