原因不明の体調不良、実は「亜鉛不足」かもしれません――長谷川嘉哉が注目する理由

原因不明の体調不良、実は「亜鉛不足」かもしれません――長谷川嘉哉が注目する理由
2024-10-16

なんとなく体調がすぐれない。肌のトラブルが続く。味覚がおかしい。風邪をひきやすい。

こうした不調の背景に、「亜鉛不足」が関係している場合があることをご存じでしょうか。

亜鉛は、私たちの体に欠かせないミネラルの一つです。

鉄やカルシウムに比べると、亜鉛がどのような働きをしているのか、あまり知られていないかもしれません。

しかし、実は亜鉛は全身のさまざまな機能に関わっており、近年は認知症との関連についても研究が進められています。

私自身、認知症専門医として診療を行うなかで、亜鉛の重要性を感じています。

今回は、亜鉛が不足するとどのようなことが起こるのか、そして亜鉛の補給に役立つサプリメントについてご紹介します。

目次

亜鉛は全身の健康を支える大切なミネラル

例えば、鉄が不足すると貧血、カルシウムが不足すると骨が弱くなる、といったイメージをお持ちの方は多いでしょう。

ところが、亜鉛は少し違います。

私たちの体内では、生命活動を維持するために無数の化学反応が起きています。その反応を助ける「酵素」の働きに、亜鉛が深く関わっているのです。

そのため、亜鉛が不足したときの影響は、体の一部分にとどまりません。

例えば、亜鉛不足は次のような働きや症状に関係することがあります。

  • 免疫機能:正常な免疫の働きを維持するために必要です。
  • 皮膚の健康:皮膚の新陳代謝や傷の修復に関わっています。
  • 味覚:亜鉛が不足すると、味を感じにくくなることがあります。
  • 代謝機能:インスリンの働きなど、糖代謝にも関係しています。
  • 生殖機能:正常な生殖機能の維持にも必要です。
  • 骨の健康:骨の形成にも関わっています。

このように亜鉛は、さまざまな働きを支えているのです。

もちろん、こうした不調がすべて亜鉛不足によって起こるわけではありません。

しかし、原因がはっきりしない不調が続く場合には、亜鉛不足も確認しておきたい要因の一つです。

長年の皮膚トラブルが改善した、当院スタッフの経験

実際に、私のクリニックでも印象的な経験がありました。

あるとき、スタッフ数名の血液中の亜鉛を測定してみたところ、亜鉛の値がかなり低いスタッフがいたのです。

そのスタッフは、長年、原因のはっきりしない蕁麻疹に悩まされていました。

そこで亜鉛を補給してもらったところ、長年続いていた蕁麻疹が治まったのです。

もちろん、これは一人の経験であり、すべての蕁麻疹が亜鉛の補給によって改善するわけではありません。

それでも、私が診療で大切にしている考え方があります。

体に必要なものが不足しているのであれば、まず、その不足を補うこと。

病気や不調の原因はさまざまですが、栄養不足が関係している場合には、その状態を適切に改善することが重要です。

認知症と亜鉛不足にも関係がある?

私は認知症専門医として、亜鉛と脳の健康との関係にも注目しています。

複数の研究で、アルツハイマー型認知症の患者さんでは、健康な方と比べて血液中の亜鉛濃度が低い傾向が報告されています。

私自身も、ある時期から認知症の初診患者さんの亜鉛を測定するようになりました。

すると、私の外来では、およそ3分の1の患者さんで亜鉛の値が基準より低いという結果が出ていました。

また、亜鉛不足で起こることが知られている味覚障害についても、認知症患者さんの症状との関連が考えられます。

ただし、認知症と亜鉛不足の因果関係は、まだ十分に解明されていません。

亜鉛を補給すれば認知症を予防できる、あるいは認知症が改善するということが証明されているわけではありません。

それでも、認知症の患者さんを診療するうえで、栄養状態を確認し、必要な栄養を補うことは大切だと考えています。

自分が亜鉛不足かどうか、どうすればわかる?

亜鉛が不足しているかどうかは、血液検査で調べることができます。

ただし、一般的な健康診断や通常の採血項目には、亜鉛が含まれていないことも少なくありません。

気になる方は、かかりつけの医療機関に「血液中の亜鉛を調べてもらうことはできますか」と相談してみてください。

特に、食事量が少ない方、偏った食事が続いている方、原因のわからない味覚障害や皮膚症状などがある方は、一度確認してみてもよいでしょう。

なお、血液中の亜鉛値は採血条件などによっても変動するため、検査結果は医師による評価が必要です。

亜鉛は、どんな食品から摂れるのか?

亜鉛を補う方法として、まず基本になるのは毎日の食事です。

亜鉛が豊富な食品として有名なのは、牡蠣です。


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そのほか、牛肉や豚肉などにも含まれています。

しかし、牡蠣を頻繁に食べる方は、それほど多くないでしょう。

また、年齢とともに食事量が減ったり、肉類をあまり食べなくなったりする方もいらっしゃいます。

そうした食生活によっては、亜鉛の摂取量が不足することも考えられます。

そこで、食事だけで十分に補えない場合には、サプリメントを活用することも一つの方法です。

ただし、亜鉛は多く摂ればよいというものではありません。過剰摂取にも注意が必要です。

長谷川嘉哉がおすすめする亜鉛サプリメント

亜鉛のサプリメントには、さまざまな製品があります。

私が今回ご紹介するのは、医療機関を通じて案内されているMSS社の製品です。

MSS「亜鉛(乳酸菌ミネラル配合)」60粒

この製品は、亜鉛に加えて、亜鉛とともに働く微量ミネラルを配合したサプリメントです。

製品の特徴

  • 1粒あたり亜鉛17.5mgを配合
  • 銅・マンガン・セレンも配合
  • 乳酸菌を利用したミネラル原料を使用
  • 60粒入り
  • 価格:4,104円(税込・掲載時点)

▶ MSS「亜鉛(乳酸菌ミネラル配合)」の製品詳細を見る

摂取量についての重要なお知らせ

本製品は高含有の亜鉛サプリメントです。メーカーサイトには1日3〜4粒の目安量が掲載されていますが、その量は成人の一般的な耐容上限量を超えます。

過剰な亜鉛摂取を長期間続けると、銅不足や体調不良などを起こす可能性があります。

ご自身の判断で摂取量を決めず、必ず医師に相談のうえ、適切な量と期間でご利用ください。

※原材料の一部に乳成分が含まれています。

「亜鉛(乳酸菌ミネラル配合)」の購入方法

こちらの製品は、医療機関専用サプリメント通販サイト「MSSダイレクト」で購入できます。

初めてご利用になる方は、以下の手順でユーザー登録を行ってください。

STEP 1 MSSダイレクトにアクセス

まず、以下のサイトを開いてください。

▶ MSSダイレクトにアクセスする

STEP 2 クリニックキーを入力

「新規ユーザー登録」を選択し、以下のクリニックキーを入力してください。

クリニックキー:50418966

STEP 3 ユーザー登録

「ユーザー登録」へ進み、必要事項を入力して登録手続きを行ってください。

STEP 4 確認メールから登録を完了

登録したメールアドレスに確認メールが届きます。

メールに記載されたリンクをクリックすると、登録完了です。

STEP 5 製品を選んで購入

MSSダイレクトにログインし、製品一覧から「亜鉛(乳酸菌ミネラル配合) 60粒」を選択してください。

医師と摂取方法を確認したうえで、購入手続きにお進みください。

▶ 亜鉛(乳酸菌ミネラル配合)60粒の購入ページ

購入方法についてのお問い合わせ

ユーザー登録や購入手続きなど、ご不明な点がある場合は、MSSダイレクトのお問い合わせ窓口をご利用ください。

その際には、「土岐内科クリニックにて紹介を受けた」とお伝えください。

▶ MSSダイレクト お問い合わせ窓口

※製品の摂取量や健康状態に関するご相談は、医師へお問い合わせください。

最後に

亜鉛は目立たない栄養素ですが、私たちの体のさまざまな働きを支えています。

もし原因のはっきりしない不調が続いているのであれば、亜鉛をはじめとする栄養状態にも目を向けてみてください。

もちろん、不調の原因を自己判断せず、必要に応じて医療機関で確認することが大切です。

日頃の健康管理を見直すきっかけとして、今回のお話がお役に立てば幸いです。

認知症専門医・長谷川嘉哉

※本記事は健康情報の提供を目的としています。サプリメントは医薬品ではなく、認知症、糖尿病、皮膚疾患などの治療に代わるものではありません。服薬中の方、持病のある方、妊娠・授乳中の方は、使用前に医師へご相談ください。