プロの書評家はプロの視点を持ち
医師は、専門医のみぞ専門医のレベルを知ります。
しかし、世の中の人が皆プロになれるわけではありません。
自分がプロになろうとせずに
プロと知り合いになり
紹介もしくは教えてもらえばよいのです。
私は、年間50回程度講演をしています。
もちろん認知症の講演が一番多いのですが、
次いで保険販売員の方を対象に
“専門医が教えるちょっと得するお金の話”という
講演をさせていただいてます。
聴衆の方は、保険の知識は
私以上に持たれています。
しかし、
保険販売においては
保険商品の知識だけでなく、
支払い事由に適応するか否かを判断をする
医学的知識が必要です。
さらに
スムーズに支払われるための
診断書に記載する技術も必要とされます。
その点を講演で提供させていただくのです。
しかし残念ながら、
90分の講演時間では
全部を理解いただくことは不可能です。
そんな時、
講演の最後に、
“全部理解できなくてもやむを得ません
実際のケースをメールで質問してください”
とお伝えしています。
そうすると、講演後多くの方から
メールで質問を戴くことになります。
不思議に、困っていることは
皆共通です。
自分も専門医として販売員の方が
何が分かりにくいかを知ることにもなり、
相互にレベルアップすることができます。
自分の講演と保険のコラボレーションで
多くの方の
“不幸を最小限”にできれば
嬉しいものです。