レコードを聴くと脳がたちまち若返りだす。

先回から、レコードの心地よさを紹介しています。
脳への刺激において、聴覚はとても重要です。
聴覚を通じて、心地よさを司る扁桃核を刺激することは、
間違いなく、認知症予防につながります。

ところで贅沢ついでに、凄いレコードを購入してしまいました。
ベルリン・フィル・レコーディングスの「ブラームス交響曲全集」です。
当盤は、2014年9月に行われたライヴ・コンサートを、
ダイレクトカット方式により収録したLPレコードです。
LPのみの発売で、CD化の予定はありません。
この意気込みだけでも凄さを感じます。
通常レコード制作では、複数のテイクをつなぎ合わせる編集とマスタリングを行います。
今回のダイレクトカット録音では、そうした工程は一切行わず、
ひと組のステレオ・マイクで拾った音を、
直接カッティング・マシーンにつなぎ、ラッカー盤に刻み込んでいます。
シンプルな方法ながら、正真正銘の「生音」を録った究極のアナログ録音です。
今日では、ダイレクトカットで録音が行われることはほとんどありません。
ベルリン・フィルも、最後にこの方式で収録を行ったのは、70年前だそうです。
その際最大の難関となるのは、編集ができないため、
演奏上のミスがそのまま盤に刻まれてしまうこと・・
大編成のオーケストラ作品ではリスクが高く、今回の録音が実現したのは、
まさに世界最高峰のベルリン・フィルだからこそと言えるでしょう。

正直、清水の舞台から飛び降りるような値段でした。
ただならぬ緊張感、強い意気込みが確かに伝わってきます。
聞いてみて、買ってよかった~~


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