医学博士。岐阜県土岐市を中心に9ヶ所のクリニック、介護施設、リハビリ施設を運営する医療法人ブレイングループ理事長。毎月1,000人以上の認知症患者を診療する日本有数の認知症専門医。開業以来5万件以上の訪問診療、500件以上の在宅看取りを実践している。
一昔前までは、腸内細菌は単に腸の環境を整える程度の働きと考えられていました。しかし、最近では免疫、認知症やパーキンソン病といった中枢病変、癌の発生にまで関与していることが分かっています。さらに最近の報告では長距離走におけ …
生活習慣病の代表格といえるのが糖尿病ですが、高齢になると男女共に有病率が高くなります。平成28年度の「国民健康・栄養調査」によると、70歳以上の5人に1人に糖尿病の強い疑いがあるという結果になっています。糖尿病には合併症 …
私自身、食後高血糖があるためできるだけ白米は摂取しないようにしています。といって家族は白米を好みます。そんな時には、一人だけ発芽玄米のパックがお薦めです。自分も最近では、積極的に使っています。 玄米ではパサパサしたり、硬 …
あの日、選ばれなかった君へ――新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ by 阿部 広太郎 さすがコピーライターである阿 広太郎さんによる本です。「受験に落ちた、就活に失敗した、失恋した、試合に出られなかった、コンペに負 …
高齢になると、患者さん自身がお金の管理が難しくなります。その割には、高齢者自身でお金を引き出したり、振り込んだりする機会は結構あるものです。そのため認知症専門外来では高齢者の通帳管理についての質問もよくされます。実際に、 …
私は、現在15カ所の施設で訪問診療を担当しています。施設の内訳は、グループホーム(以下GH)、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅(以下サ高住)です。その中でも、サ高住は、経営者、利用者、ケアマネが、本来の趣旨を理 …
大麦は、疲労回復が期待できるビタミンB1・ナイアシンなどの各種ビタミンが含まれ、高血圧を予防するカリウムも豊富で、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。その上、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスもよく、腸 …
外来でも元気な高齢な患者さんを診ているととても幸せそうです。でも当たり前ですが、過去には辛いことも悲しいこともいっぱいあったはずです。そして高齢になっても悩み事もあるのです。そんな当たり前のことが、素敵な言葉で綴られてい …
最近、食事がとれなくなった患者さんの中で中心静脈栄養を選択される人が続いています。個人的には特に中心静脈栄養は選択してほしくないと思っていたので不思議に感じています。そこで患者さんの家族にお伺いすると入院中の病院から『胃 …