昨年末、顧問会計事務所のSMCセミナーで高橋政史氏による「儲かる会社はなぜ紙一枚なのか?」が開催されました。
高橋先生は、『セミナーを受講して実践すれば必ず儲かると言っても良い』と言われていたそうです。
しかし、あいにく参加することはできなかったため、高橋先生が出版された「すべての仕事を紙1枚にまとめてしまう整理術」を読んでみました。
なかなかの内容でしたので、ご紹介します。
①整理とは複雑なことをシンプルにすること・・シンプル=一番大事な機能を見極めること
② ダイヤモンドのCを整理に置き換えると=整理の4原則
・Clarity:透明度・・仮説・見通しをつける
・Color:色の違い・・分ける
・Carat:重さ・・重みづけ=重要度を図る
・Cut:仕上がり・・削る・捨てる
③具体的な方法として、思考力・仮説力を磨き上げる“Sの付箋”が紹介されていました。
これは、さっそく新規事業を考える際に、使わせてもらいました。
頭の中が整理される有用な方法です。
④インプット・アウトプットの効率を劇的に高める“16分割メモ”・・これも講演をするものとしては有用です。
早速、メモ帳を購入。1月の講演のうちの3本のネタを完成させることができました。
まさに『ただのメモ帳を強力なデータベースに変える』です。
⑤他にも、『本を1冊15分で読むキラーリーディング』や『 言いたいことが誰にでも伝わる、3つの型と1.2.3マップ』など実際に使えるものが満載です。
私は、本で紹介された中で、“Sの付箋”と“16分割メモ”はすっかり自分のものにできました。
確かに結果として「儲かる」こと間違いなしです。
皆様も紹介されている、すべてを使う必要はありませんが、何か使えるものが一つはあると思われます。
お勧めです。