私が、何気なく絵画展で見て、一目惚れをしてしまった画家に、中川一政さんが見えます。なんと偶然誕生日も2月14日と一緒ではありませんか。
しかし、彼の絵も当時とても高価なものでした。
手に入れることは困難と考えていましたが、これもリーマンショックのお陰で、我が家で、一時的にお預りする事ができました。
中川一政さんは、油絵だけで無く、水彩画、岩絵の具、書画等と多彩な才能を持っています。
最近、俳優・コメディアンより画家活動が多い片岡鶴太郎は中川一政さんの影響を受けているそうです。
実は私は、中川一政さんを知る前に、“片岡鶴太郎さんの絵を西陣織したもの”を集めていました。
現在も、10点ほどが土岐内科クリニックに飾られています。
中川一政さんを知る前に、その影響を受けている片岡鶴太郎さんに好感をもつとは、とても不思議な気がしました。
まさに両者の画風の根底に流れているものを、大脳辺縁系の海馬が記憶していて、後で見た中川一政さんを快と認識したのだと思います。