完熟柿

柿も、三大好物のうちの一つです。私の好きな柿は、普通に切って食べられる物でなく、スプーンで食べるぐらい柔らかくなった完熟柿が大好きです。多くの方は、完熟の柿が苦手なようで、家でも柔らかくなった柿はすべて自分が食べています。職場でも、頂いた柿は熟成させてから一人で食べています。過去には、腐っていると勘違いして捨ててしまったスタッフがいたほどです。
 柿は栄養価が高い果物で、「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われています。柿の主成分は糖質で、ブドウ糖、果糖、蔗糖を多く含み、エネルギーに変換されるのが早いのが特徴です。ぐビタミンCを多く含み、β-カロテン、ビタミンB6、カリウム、食物繊維など各栄養素をバランス良く含んでいます。

生柿は、大きなものなら1個食べるだけで1日に必要なビタミンCが摂取できます。カロテンはビタミンAになって、目の角膜や粘膜、全身の上皮組織を健康に保つ働きがあると共に、免疫機能を守り、成長を促進する作用があります。ビタミンAとCを含む事により、疲労回復、風邪予防、癌予防、高血圧予防などの効果が期待できます。

私が、あまり風邪をひかずに元気なのは、冬にはほぼ毎日柿を食べているからかもしれません。

完熟した柿は、糖組成が変化し果糖が増加することでとても甘く感じます。しかし、果糖は、ブドウ糖などに比べて甘味を強く感じますが、完熟後もカロリーはさほど変わりません。ところが、干し柿にすると、生柿の時より、糖分は4倍、ヴィタミンAは2倍近くになり、疲労を回復し、内臓を温め、胃腸を丈夫にする効果があります。もちろん、干し柿も大好きですので、患者さんのご家族の手作りの干し柿をいただくこともあります。


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皆様もぜひ、これからの季節を柿を食べて、寒さを乗り切りましょう。

             

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