プライベートスタイリストさんをお願いしてから、美容院は紹介された名古屋駅のe.m.aさんを使っています。
そこには、約3週間毎に通っているのですが、髪を切ってもらうだけでない刺激を受けています。
まず、業種としては全く違うのですが、美容業界と介護業界には似たところがあります。
一つは、従業員一人当りの売上が低いことです。
会社は、一人当りの売上に応じた給与を払うため、結果として低賃金となってしまいます。
そのため低賃金でいうと、結構良い勝負となってしまいます。
しかし、e.m.aさんは、この一人当たり売上を明確にしており、入社3年目の従業員でさえ、その数字を知っているのです。
それだけでも凄いのですが、その数値が驚異的に高いのです。
この数字を見る限り、e.m.aさんは、他の美容院を圧倒していると考えられます。
わがブレイングループも一人当たり売上で、負けられないという闘志が湧いてきました。
ついで、オーナがある時点で、職人から経営者になることで組織が発展している点です。
これも、いつまでも現場から離れることが出来なくて、発展できない介護事業と似ているのです。
逆にこれをクリアすれば組織は大きく発展するともいえます。
その点、ブレイングループの介護事業においては、私も完全に現場を離れ経営者になっているので、自律的な発展をしているのかと感じました。
e.m.aのスタッフの多くは、独立を考えているのでとても意欲的に働いています。
しかし彼らに将来のイメージを尋ねると、殆どの方は、自分ひとりが職人として、働くイメージしか持てないようです。
しかし、1割ぐらいは、オーナになって組織を発展させるイメージを持っているようです。
これは、他人が修正するものでなく、本人の器の問題なのかもしれません。
ちなみに、年収1億円越えのクライアントを50人以上抱える江上治さんも3名の美容院オーナを紹介していました。
ある意味、年収1億円を超えるには、医師より美容師さんの方が可能性があるのかもしれません。
この話を、e.m.aの若いスタッフに教えてあげると、とても嬉しそうに目を輝かせていました。
いずれにせよ、若い元気なスタッフからはいつも、刺激をもらえています。
そんな、e.m.aさんに感謝です。