毎日のウオーキングでの有酸素呼吸運動、そして週2回のパワープレートで筋肉量を増やす。これでも結構ストイックなのですが、これだけでも十分ではありません。運動効果としては、さらに柔軟性とバランスが必要です。
柔軟性は、以前にも紹介した真向法を起床時と寝る前に行っています。お陰で、開脚でも体操選手のように、床にベッタリと胸がつくほどの柔軟性を維持しています。
そしてもう一つのバランスですが、これは当グループオリジナルの“ブレイングボード”を使って行っています。“ブレイングボード”の上で片足で立って、もう片方を前後、左右、内旋、外旋の運動を行います。当初はバランスが崩れることも多かったのですが、最近はすっかり安定感も増しています これだけの運動ですが、バランスと筋肉を使うので数分で身体が暖まってきます。高齢になると転倒による大腿骨頚部骨折で寝たきりになる方が多く見えます。1日1回片足で立つことが予防効果があることが知られています。ブレイングボードはその観点からも効果は絶大です。
また、転倒しやすくなることは、加齢によりバランスが悪くなることが原因です。そのバランス悪化は筋力の衰えと、小脳系の機能不全が一因とされています。ウオーキングやジョギングなどの有酸素呼吸運動では大脳の遂行能力は向上しますが、小脳系には効果はありません。小脳は、バランストレーニングを行うことで、その細胞の連絡が改善されます。つまり、ブレイングボードでの運動は、筋肉を維持しながら小脳のバランスをとることができるのです。まさに運動機能を維持することで認知症予防にまでつながるので、”ブレイングボード“と命名され商標登録されているのです。
毎日のウオーキング、週2回のパワープレート、そして真向法とブレイングボードでいつまでも認知症になることなく健康でいたいと思っています。