保険診療は身内にはしない?!

歯医者さんの保険外診療
“本当は、保険診療で十分な治療ができるけど
お金儲けのため?”
と正直思っていました。
最近、多くの歯科医の方とお会いして
概念がすっかり変わってしまいました。

以下に衝撃的なお話を
“金の詰め物で、改めて処置をすることは殆どありません。”
金の詰め物が取れたり、
なかが虫歯になることの頻度は、
かなり少ないようです。
そういえば、自分の患者さんで原因不明の蕁麻疹。
抗アレルギー剤を使っても改善せず
ステロイドまで使っても効果なく
アレルギー検査で歯の詰め物が原因と同定
詰め物を金に変えたところ
すっかり改善したケースを思い出しました。
ならば、積極的に金を薦めて欲しいものです。

“地域によって総入れ歯の頻度が全く違う”
殆ど総入れ歯を経験しない地域もあるそうです。
歯への関心の高い人達は
定期的に歯の手入れをするため
歯を失うことが少ないようです。
対して、
歯への関心が低い人達は
定期的な手入れも怠り
加齢とともに歯が抜け
それも放置とのことです。
ちなみに歯科医にとっては
“歯が痛くなって受診する患者さんは
歯への関心が低く、自費率も低く
そのくせ、無理難題を吹っ掛ける
良い患者さんではない”
ようです。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


究極は
“身内には、保険診療はしませんよ・・”
個人的には、
『高くても良いものなら積極的に薦めてほしい』と思います。
しかし、歯科医自身
『あまり保険外診療を薦めると、金儲け主義と思われる?』
と誤解しているようです。
患者さんにとって最良の治療を
保険外診療に関わらず
胸を張って、積極的に薦めてほしいものです。

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ