エピソード記憶の意味記憶化

記憶には種類があります。

頭で覚える記憶としては、

「昨日Aさんと上野動物園に行ってパンダを見ました。」

というような、日常に起こるエピソードの記憶、

「パンダは熊のような動物で、目の周りが黒く、笹が好物である。中国の四川省に多く生息している」

というような意味記憶があります。

認知症になると、エピソード記憶が低下します。

一方で意味記憶は、比較的保持されます。


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言い方を返れば、エピソード記憶を出来るだけ意味記憶に変えることで、記憶を長期にわたり保持できるともいえるのです。

例えば、講演や授業を漠然と聞いていては、単なるエピソード記憶です。

しかし、同じ講演でも、“十周年記念の特別講演で、景子ちゃんという子供さんを6歳でなくされた演者が、情熱的に必死になって話をされた。

スタッフも皆涙し、心が満たされた”と認識したらどうでしょうか?

その記憶は、極めて強固なものとなり、なかなか忘れないのではないでしょうか?

常日頃のエピソード記憶を出来るだけ、意味づけをする事で意味記憶にする習慣をつけてみてはいかがでしょうか?

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