認知症の周辺症状としてのうつ

うつ症状は、認知症の周辺症状としても出現します。 認知症の側頭葉機能を示すMMSE検査が15点を切ってくると周辺症状が出現してきます。 周辺症状は、幻覚や妄想と同じようにうつ症状も出現してきます。 しかし、その際のうつ症 …

周辺症状の治療困難例?

前回、半分から2/3の症例で、周辺症状がコントロールできるとお話しました。 しかし、残念ながら周辺症状がコントロールできないケースもあります。 その場合、在宅生活を継続する事は極めて困難となります。 この場合、どこに入所 …

周辺症状の治療 ②

漢方や介護的対応でも周辺症状が改善されない場合、統合失調症に使われる抗精神病薬を使用することもあります。 通常、アルツハイマー型認知症の場合、セロクエルやリスパダールを眠前もしくは朝晩で0.5錠から1錠使用します。 血管 …

周辺症状の治療 ①

周辺症状の治療には、軽度の場合、漢方薬である抑肝散を使います。 一時、抑肝散が認知症の特効薬のように報道された事がありますが、中核症状の効果はあまり期待できません。 どちらかというと周辺症状の抑制に効果があります。 漢方 …

長谷川嘉哉監修シリーズ