認知症で寝たきりでも身体障害者手帳はもらえない?

外来で認知症の患者さんを診ていると、ご家族からよく受ける質問があります。「先生、母は認知症で寝たきりになっています。身体障害者手帳はもらえますか?」 ご家族から見れば当然の疑問です。実際に動けず、食事も介助が必要で、会話 …

介護休業給付金「使えない社会」を変える

外来で診療をしていると、こんな言葉をよく耳にします。 「本当はもっと関わりたかった」「仕事があって、最後はほとんど施設任せでした」 これは決して特別な話ではありません。むしろ、多くのご家族が抱える“後悔”です。しかし、日 …

【お薦め本の紹介】『うちの父が運転をやめません』

うちの父が運転をやめません(著:垣谷美雨)は、一見すると「高齢者の免許返納問題」を扱った物語です。しかし読み進めるうちに気づきます。これは単なる交通安全の話ではなく、お金、家族、仕事、誇り、そして“将来”とは何かを問う物 …

入所を決断した家族が、後悔しなかった理由

多くの人が、「親を施設に入れるなんてかわいそう」「最後まで家で看るべきではないか」と悩みます。施設に預けることは「見捨てた」ことになる──そう思い込んでいる方も少なくありません。 でも、現場で数多くの家族を見てきた私の実 …

ヒーローが倒れた病──前頭側頭型認知症の脅威

「ダイ・ハード」シリーズで世界中を魅了した俳優ブルース・ウィリスさん。彼が2022年に俳優業を引退した理由は「失語症」であり、その後「前頭側頭型認知症(Frontotemporal Dementia:FTD)」と診断され …

「金が尽きたら、退所」──在宅介護の限界が始まった

最近、私たちのグループホームでも「経済的理由による退所」という現実が、とうとう目の前に現れました。今回退所する利用者さんは、認知症の診断はありますが、介護度は1。日々穏やかに過ごしており、特に目立った身体的な介護が必要な …

長谷川嘉哉監修シリーズ