2018-05-07 点滴の効果と使いどころ・無用な投与は避けるべき理由を医師が解説 体調を崩したときに、病院で点滴を受けると早く治ると思っていませんか? あるいは 「体調不良」で病院を受診したら点滴を勧められて、そのおかげで体がとても楽になったという経験をした方もいるでしょう。 実は、私自身2000年に …
2018-04-18 糖質制限は危険?正しい取り組みで糖尿病に打ち勝つ方法を医師が解説 糖質制限食をご存知ですか? 食事のなかで摂取する糖分を減らすというものです。ダイエットに効果的と言われ、健康に気をつけている方にはブームになっています。 ところが、先日の週刊新潮では「糖質制限は癌・認知症のリスク」「糖質 …
2018-03-06 痙攣、失神…てんかんの発作時に慌てずに対処する方法【医師が解説】 先日、美容院で髪の毛を洗ってもらっていたところ、スタッフの方から「先生、申し訳ありませんが急病人を診てもらえませんか?」と相談されました。 見にいくと、若い女性が椅子から倒れ落ちて床に横たわっています。全身けいれんに加え …
2018-01-22 医師が断言!インフルエンザワクチン効果と「必ず打つべき人と理由」 毎年、冬場になるとインフルエンザワクチンが話題になります。そして、「インフルエンザワクチンは効果あるの?」「インフルエンザワクチンは接種する必要があるの?」「型が違えば、効果がないのでは?」といった議論が溢れます。 イン …
2017-11-20 モルヒネの副作用は?緩和医療には医療用麻薬の適正使用が必要な理由 「お父さんは強い痛みを我慢していますね、少しずつ緩和ケアを行っていった方がいいですね」 医師からこう告げられると、モルヒネを使用するのかと思います。 モルヒネのイメージといえば、意識混濁、一日中寝たきりで、廃人に。そのま …
2017-08-16 若いころは、低血圧だった! 血圧は、年齢とともに上がります。 その中でも、遺伝的素因を持った人は 50歳前後で、高血圧を発症します。 そのため、降圧剤がない時代、 高血圧の素因を持った人は 50歳前後で亡くなっていたのです。 昔は、日本人の死因の第 …
2017-06-23 “死なない程度に生き残る不幸を最小限化”するための”正義” 保険営業マンさん向けに講演を行うと“とても勉強になった”と感謝していただけます。しかし、自分としては少し不満です。なぜなら、ソニー生命さんの生前給付終身保険を歯科医さんたちに売ることは、単に営業マ …
2017-06-19 片麻痺になっても働けますか? 40歳を超えれば誰でも脳血管障害(脳梗塞・脳出血)を発症するリスクがあります。 結果、後遺症として片麻痺が残ることも少なくありません。 具体的には、右の手足が動かない、左の手足が動かないです。 巨人の名誉監督である長島監 …
2016-11-16 医師として学ぶことは医療だけではない 先回、ご紹介した脳出血後、経鼻胃経管栄養が導入された86歳の男性。ここで問題になるのは、介護力です。さらに介護力を補う年金、預貯金も重要となってきます。今回のケースでは、配偶者が死去しており、主たる介護者は長男のお嫁さん …
2016-11-14 経鼻胃経管栄養を入れた先生へ・・親にも同じ医療をしますか? 先日、同じ医師として残念な体験をしました。知り合いの86歳の男性が脳出血で救急病院に入院私自身もお見舞いに行ったところ、高度右片麻痺、高次脳機能障害として感覚性失語何より、高齢のため合併症で亡くなる可能性も・・経口摂取が …