人生最後の、素敵な心配り

Sさんは、ヘビースモーカで肺癌にかかりました。病院でも有効な治療がないことを知ったSさんは、自宅への退院を希望されました。退院後は、当院の訪問診療となりました。喫煙家の方は、“いつ死んでも良い”と言いながら、いざとなると …

素敵な最期実現のための、“意志”

私は、認知症の専門外来だけでなく在宅医療にも関わっています。時々、『認知症専門外来だけでなく在宅医療まで!』と驚かれることもあります。しかし、寝たきりになって亡くなるところまでも含めて認知症の経過なのです。大学病院や基幹 …

優れた政策が国民を救う!・・超高速!参勤交代

映画の内容以上に、施政者による政策に感心した映画がありました。超高速!参勤交代です。あらすじは、“通常でも8日かかる参勤交代を5日で行うよう幕府から無理難題を押し付けられた小藩が、奇想天外な作戦の数々でピンチを切り抜けよ …

これからの“真夜中の看取り”

医療法人ブレイン土岐内科クリニックでは、年間50名程度の在宅看取りを実践しています。皆さん、“人が死ぬ”というと真夜中と思われるかもしれません。しかし、統計を取ると時間帯は、朝も昼も夜もほぼ均等に亡くなられています。それ …

92歳女性の美学!

以前もブログでご紹介したのですが、我々在宅医療に従事している医師の間で、『最後はどんな病気で死にたい?』という話をすると、心臓疾患や脳血管疾患でなく、癌を上げる方が多いようです。一つの理由に最低限の介護で死を迎えられるこ …

理想の死・・自分の最後のストーリーです!

先週、90歳代の在宅患者さんが癌で天寿を全うされました。当初、癌による疼痛がありましたが、貼付タイプのモルヒネでコントロール良好でした。週に5回は重症の受け入れ対応可能な当グループのデイサービスを利用され、最後まで自宅で …

心地良い・・自宅で看取られたご家族との再会

先週は自宅で看取らせていただいた患者さんのご家族が、偶然同じ日に挨拶に来てくれました。在宅患者さんへの訪問診療は、通常は2週間に1回と定期的に伺います。数年に及ぶ場合は、100回以上伺っているケースもあります。その上、状 …

平成22年4月 療養型通所介護(=ナーシングデイ) オープン

当グループは認知症以外に、訪問診療にも積極的に取り組んでいます。 多くの方々は、自分の最期を自宅で迎えたいと願っています。 しかし、介護者等の問題で実現できる人は約10%程度とされています。 入院しか選択肢がなかった人達 …

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長谷川嘉哉監修シリーズ