2026-06-21 専業主夫が30年で3倍!妻に養われる夫が急増する理由 会社員の妻に扶養される「第3号被保険者」の男性が30年で約3倍になり、2024年度末には13万人を超えました。かつては珍しかった「専業主夫」や「妻が主たる稼ぎ手」という家庭像が、いまや特別なものではなくなりつつあります。 …
2026-06-02 「見た目」で介護職を判断しないで――現場からの小さなお願い 近年、介護業界では深刻な人材不足が続いています。高齢化が進む日本において、介護職の存在はますます重要になっていますが、その一方で「大変そう」「厳しそう」というイメージから、働き手がなかなか増えない現実があります。そんな中 …
2026-05-05 “診察なしで処方する時代”は正しいのか―オンライン診療という危うい幻想 近年、オンライン診療は急速に普及しました。特にコロナ禍を契機として、「通院せずに診療を受けられる」という利便性は、多くの患者にとって魅力的な選択肢となっています。しかしその一方で、現場の医師として強い違和感を覚える場面が …
2026-04-28 なぜ現役世代だけが取り残されるのか―高額療養費制度“2万1000円の壁” 「医療費がどれだけ高額になっても、ある程度で止まる」この安心感は、日本の医療制度の大きな柱の一つです。その中心にあるのが高額療養費制度です。がん治療や手術、長期入院など、医療費が大きく膨らんだ際に自己負担額に上限を設ける …
2026-04-22 歯科医師国保に潜む“経営者の都合” ―社会保険との決定的な違い 歯科医院で働くことを考えている方の中には、給与や勤務時間だけでなく「社会保険」がどうなっているのか気になる方も多いのではないでしょうか。特に注意しなければならないのが「歯科医師国保(歯科医師国民健康保険)」です。一見する …
2026-04-06 エビデンスだけでは健康になれない 近年、医療の世界では「エビデンス(科学的根拠)」が非常に重視されています。これは当然の流れであり、根拠のない治療や迷信的な健康法によって患者さんが不利益を被らないためには不可欠な考え方です。 しかし一方で、外来診療を続け …
2026-04-01 歯科医師国家試験は「正常」なのか― 毎年1000人以上が脱落する構造的問題 ― 2026年3月、医師・歯科医師国家試験の合格発表が行われました。結果は非常に象徴的です。 医師国家試験:合格率 91.6% 歯科医師国家試験:合格率 61.9% この数字をどう見るか。私は率直に言って、歯科医師国家試験の …
2026-03-16 契約できないのに、投票はできる? 認知症外来を続けていると、選挙の時期になるたびに、ある問いを受けることがあります。 「先生、母も投票に連れて行った方がいいでしょうか?」 家族は少し迷いながら、そう尋ねてきます。 患者さんの中には、政党名を書くことができ …
2026-03-04 名古屋の恥 ――新幹線ホームに漂うタバコ臭 日本を代表する大動脈、東海道新幹線。その中間拠点として圧倒的な存在感を放つのが、私の地元・名古屋駅です。東京と大阪のちょうど中間に位置し、ビジネスと観光の交差点となるこの駅は、いわば「日本の顔の一つ」と言っても過言ではあ …
2026-01-28 患者も歯科医も守れない 矯正治療「一括前払い」という制度の欠陥 歯列矯正は、時間もお金もかかる医療行為です。治療期間は1年半から2年以上、費用は80万〜150万円ほどが一般的でしょう。 多くの歯科医院では、「総額〇〇万円。一括払いも可能です」「一括なら割引します」と案内されます。 一 …