速報!認知症新薬レカネマブは使えない!?

アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」(商品名レケンビ)は、アルツハイマー病の原因たんぱく質の一つ「アミロイドβ(Aβ)」を取り除き、病気の進行を抑える初めての薬として2023年9 月25日に 承認されました。承認から遅く …

専門医療から放置される脳梗塞患者さん

私の専門とする脳神経内科は、脳血管障害、認知症、パーキンソン病等を専門としています。これらの患者さんは超高齢化時代のなか急増しています。しかし、脳神経内科の専門医の数は6,500名程度と他の専門医に比べあまりに不足してい …

33時間労働もザラ?医師こそ働き方改革を導入しよう

働き方改革が叫ばれていますが、医師の勤務状況もかなり過酷です。詳しくは本文で触れますが、疲労による集中力の欠如などがあれば、医療ミスにもつながります。人の健康や命に関わる仕事だからこそ、まさに健康的な労働環境で仕事に従事 …

暑さ対策は気化熱の有効利用を

最近の暑さは尋常ではありません。最高気温35度以上の酷暑日が毎日のように続き、命の危険さえ感じるほどです。外出を控えられれば控えたいのですが、やむを得ない外出もあるものです。ときには屋外で活動をしたくなるもの事実です。 …

飲酒は少なければ少ないほど健康に良い

外来では毎日、「先生お酒は飲んでよいですか?」、「お酒はどのくらいなら良いですか?」、「お酒は飲まない方が良いですか?」という質問を受けます。従来は「酒は百薬の長」ですから、少量なら良いですよと答えていました。しかし最近 …

子供さんの『スマホ内斜視』に注意 脳神経内科専門医が解説

先日、若い女性を診察する機会がありました。主訴は全く別物でしたが、目の動きが気になりました。脳神経内科医は習慣的に、目の動きや瞳孔には注意をむけます。頭痛や頭部外傷の際に、医師は必ず患者さんの目の動きをチェックするほど重 …

優秀な医師はなぜ患者さんを落ち込ませるのか?

先日、患者の家族として主治医の説明を受けました。患者は劇的に症状が改善し家族としては心より安堵し、喜んでいました。そんな時、経過説明で主治医の説明を受けました。しかしなぜか、喜ばしい状況であるにも関わらず主治医の説明を受 …

多死社会、どこで亡くなるか?

2022年1年間に日本国内で死亡した日本人は156万人と、統計を取り始めて以降最多となったようです。今後も増え続け2040年人は167万人に達する見込みです。ニュースでは都市部では火葬ができずに12日間も待つこともあるこ …

長谷川嘉哉監修シリーズ