私は、過去に2回しか株式投資をしたことがありません。世界同時多発テロの後と、リーマンショックのときです。いずれも、日経平均株価は、1万円以下。投資は素人ですから、有名な会社の株を購入して、数年後にすべて売却。それなりの利益を確定できました。したがって、今は株は保有していません。
しかし、新型コロナウイルス感染で株価が大暴落しているいま、3回目の株式投資を始めます。これは以下にご紹介する経験に基づいています。実は、この経験は、共著者として参加した土井英司さんの「お金持ち入門」の47ページに紹介されています。その部分を以下に抜粋させていただきます。
彼(私のことです)が2001年のアメリカ同時多発テロのときの印象深い映像の話をしてくれました。みんなが証券会社に駆けつけ、株を売ろうとしてパニック状態になっているところにおばあさんが現れて、割り込もうとする。それを制する人々に向かって、おばあさんはこう叫んだというのです。「私は買いに来たんだから!」
いいエピソードですね。やはり、株を買うならみんなが投げ売りをしていて、でも確実に価値があると確信したときに買うといいのです。
大暴落している時期に、あえて株式を購入することは、自分の利益だけでなく、世界経済を買い支えることにもつながるのです。オロオロすることなく、世界経済の成長を信じる気概を持ちましょう。