施設から
突然、出ていこうとされる
認知症の女性。
『○○さん、どこに行かれんですか?』と聞くと
『子供に、お弁当を作らないかん』
そんな方が、多くいらっしゃいます。
それほど、
女性にとって
お弁当を作ることは
大変で、
大切なことであったようです。
女性がお弁当を作る時代は
ご主人の世話
親の介護
子供の世話
自分の仕事
とってもとっても忙しい時代です。
認知症になったら
もっと楽しい時代に戻ればよいのに
なぜか、一番忙しかった時代に戻るんです。
やはり、多くの人に必要とされていた時代が
人生で一番輝いていたのかもしれません。