認知症予防の切り札は、お金と女

2015-07-17

先回まで、『命がけで介護する男性たち』、『奥さんが入所して、元気がなくなる旦那さん』の話を紹介しました。これらは、男性が“女性に比べて人生を楽しむことが下手なこと”が一因のようです。そのため男性が年をとっても良いことはないのでは?と思うことさえあります。しかし先日、“こんな高齢者になりたい”と思うような素敵な男性に出会いました。80歳を超えても、健康で生き生きとしています。ご家族が認知症を心配されての受診でした。通常の側頭葉の検査は正常、さらに前頭葉の検査も正常、当院独自の認知症検査もすべて正常でした。

よくよく話を聞くと、昼間は、株式投資。そして奥さんを亡くした後も、女性とのデートも欠かさないようです。認知症を予防するためには感情を刺激することが一番です。そして、感情を刺激するもっとも有効なものは、勝負事と恋愛です。勝負事と恋愛はハラハラドキドキさせ、展開が読めません。まさに感情を刺激させます。特に恋愛は、性ホルモンも活性化させ、男性なら男性ホルモンの分泌が増えるし、女性も同様に女性ホルモンの分泌が増えます。 また、ファッションや外見にも気を使うようになるし、おいしいレストランを探すようにもなります。いろいろな意味で、恋が人間を若返らせるのです。まさに、その男性の生活スタイルは理想的なのです。


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そんなパートナーがなかなか探せないかたも見えるかもしれません。その場合、家族の了解のもとお金を払って、それなりの場所に行くことも有効かもしれません。なにしろ、『年をってタダで話を聞いてくれる人はいない』という名言もありますから。もちろん目的は、あくまで認知症予防です・・・

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