素敵な3人の女性との出会いが続いています。人生でこんなことは初めてです。これも東京にオフィスを構えた効果かもしれません。3人の女性のうちの一人は、矢野香さんです。矢野さんは、長崎生まれ。NHKでのキャスター歴17年。主にニュース報道番組を担当し、番組視聴率20%超えを記録した実績を持って見えます。著書では、『その話し方では軽すぎます! ~エグゼクティブが鍛えている「人前で話す技法」』『その堅苦しい話し方は、行きすぎです! ~エグゼクティブが実践している「話す技法」』がベストセラーになっています。
現在は、講演家、政治家、経営者、上級管理職を中心に、要職にある社会人に必要な「信頼を勝ち取るスキル」を指導されています。今回、ご縁があって矢野さんのスピーチコンサルを受けています。私自身、年間50回程講演をするのですが、100人前後の聴衆であれば、アンケートでもほぼ好意的な内容となります。しかし、これが500名を超えると約1%弱程度の頻度で極めて批判的な意見が出るようになりました。
この点も、私の講演DVDを見ていただいた矢野さんから、鋭い指摘を頂きました。これから、スピーチコンサルの回を重ねていく中で、よりレベルアップしたいと思います。
人間は他人と接したとき、脳の扁桃核で瞬時に “自分にとって快もしくは不快であるか”を判断します。その際の、情報は視覚・聴覚が中心となります。そのため、スピーチで“どのように、どんなことを話すか”で快・不快を判断されるのです。スピーチの内容・表現方法を自在にコントロールすれば、多くの人から“快”と認識されることが可能となるのです。まさにスピーチコンサルは、スピーチを武器に変えてしまうノウハウであるともいえるのです。
ちなみに矢野さんのスピーチコンサルのメニューの一つに、“謝罪会見への対応”があります。これは凄いものです。経営者としては考えたくもないことですが、その対応方法によっては、すべてを失うことさえあります。経営者であれば、それだけでも矢野さんのスピーチコンサルは価値があるものです。
もちろん、スピーチコンサルと言いながら、素敵な矢野さんとお話しできることが最大でのメリットであることは言うまでもありません。