医師とは、『健康の専門家でない、病気の専門家?』

先回、ファイナンシャルプランナーは、「お金の専門家」でなく『お金のセールスマン』であるため、お金儲けの指導はできないお話をしました。

このように、専門家の本質を考えることは、とても重要です。

たとえば、経営者で税理士に経営の相談をする方が見えます。

しかし、多くの税理士は少人数の個人事業主レベルであり、経営をしたことはありません。

なにより、税理士の仕事は、税金を計算することなのです。

したがって、税理士に経営の相談をすること自体が間違いです。

 そんなことを考えていると我々医師も同様であることに気が付きました。

医師でありながら、喫煙をしたり、太っていたり、運動習慣がない方は、結構(かなり?)います。

つまり彼ら自身は、健康ではありません。

では医師でありながらなぜ彼らは、“健康でない”のでしょうか?

“お金儲けの指導ができないファイナンシャルプランナー”、“経営の相談ができない税理士”と同様に置き換えてみると、“健康指導ができない医師”ということになります。

つまり、医師は、“病気”を見ることができても、健康の指導ではでき無いということです。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


ですから皆さんも、医師にいいようにやられないためにも、彼らを「健康の専門家」として信じすぎないことです。

健康については、医師以外に“運動指導を行うトレーナー”、“東洋医学(針、灸、マッサージ、整体)”、“健康器具”をうまく組み合わせることが有効です。

ただし、その場合は自分自身が快適であるか否かの感性に従うべきだと思います。

人に勧められたからと言って、快適でないものに、お金や時間を浪費することはやめましょう。

 ちなみに私は、トレーナの指導の下、ジョギング・ウオーキング・筋トレをおこない、針、電位治療器、ファイテンを使うことで健康を維持しています。

 ただし、健康診断としての“病気”の早期発見は、“健康への取り組み”とは全く別と考えてください。

ときどき、“健康への取り組み”にのめりこみすぎて、全く健康診断を受けなくなる方が見えます。

これでは、病気が見つかった時には手遅れということになりかねません。

ちなみに、お勧めの健康診断は、頻度の高いが癌の発見のために、胃カメラ、大腸ファイバー、胸部XP(もしくは胸部CT)。

これに、頭部のMRAを加えれば、十分です。

これらの健康診断を最低限行ったうえで、“健康への取り組み”に取り組まれることがお勧めです。

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ