【お薦め本の紹介】『なぜ、一流は飲み物にこだわるのか?by 田中越郎』

【お薦め本の紹介】『なぜ、一流は飲み物にこだわるのか?by 田中越郎』

何気なく飲んでいる飲み物について、多くの情報をいただける本です。ちょっとした工夫で仕事の効率だけでなく、人生を左右しかねないことが理解できます。

  • 修行僧ではない普通の人でも、1週間の断食には十分耐えられます。しかし、飲水はそうはいきません。まったく水分を摂らなかったら、2~3日で命が危険な状態になります。
  • アメリカの貧困層には肥満が多く、その大きな原因のひとつはおそらくコーラの飲み過ぎだろう
  • オシッコの色と量からも、体の水分出納をある程度推測することができる
  • 腎臓への負荷を軽減させるためにはできれば1日に最低1Lの尿量はほしいところです。
  • 3~4時間経っても排尿欲求がない場合は、脱水の可能性を考慮して水分を摂取したほうがいい
  • コーヒー中の水の量は利尿作用で出ていく水よりも多いと思われるので、コーヒーをたくさん飲んだら脱水になるという心配はしなくてもいい
  • 炎天下で半日以上の運動や仕事をしない限り、食塩の追加摂取は不要です。
  • 人体においてリンとカルシウムは、リンが増えるとカルシウムが減る、リンが減るとカルシウムが増えるといった、互いにシーソーのような関係があります。
  • リンの必要量はゼロと考えて結構です。飲み物からの摂取量はゼロを目指しましょう
  • 一般的な日本人の食生活において、あえて摂取が必要なミネラルはカルシウムとマグネシウム、亜鉛だけです。
  • コーラなどの炭酸飲料には、腐敗防止のためにリン酸やクエン酸のような強めの酸をわざと加えてあります。つまり、コーラの酸性は、炭酸のせいではなく、添加したリン酸やクエン酸のせいです。
  • コーラは酸性度が強いので、コーラを飲んだあと、その飲み物が口腔内に残っていると、その強い酸により歯を痛めます。
  • ビタミンCが入っている飲み物が多いのは、飲料の保存のために酸化防止剤として加えてあるからです。
  • 「カロリーオフ」とは、オフなのでゼロであるという意味ではなく、「以前の商品に比べてカロリーが減った」という意味です。
  • 飲み物のカロリー表示はややこしく、誤解を招きやすくなっています。
  • 子どもに対しては、コーラへの嗜好は育てないほうが幸せな人生を歩めると思います。
  • 果物のなかでは通常リンゴが一番安いので、たとえば、リンゴの絞り汁からリンゴ風味を除去し、これにブドウフレーバーと色素を加えれば天然果汁100%のブドウジュースができ上がります。
  • みかんジュースもみかんだけが材料とは限りません。実は温州みかんだけでつくったジュースはあまりおいしくないのです。
  • 会議に臨むにあたり、とにかく一時的に目を覚ましたいときの私の結論は、「眠眠打破」の一択のような気がします。
  • イライラしているときは、炭酸水を飲むと落ち着けます。詳細なメカニズムはわかっていませんが、二酸化炭素(炭酸ガス)が副交感神経を優位にさせた結果、リラックスできたのだと思われます。
  • たんぱく質をたくさん含んでいて、さらに糖分を少量含んでいれば、残業続きの疲労回復に非常に適した飲料になります。  具体的な飲み物としては豆乳と牛乳です
  • スポーツ飲料は、ナトリウムが多いので高血圧の人には向きません。降圧薬服用中の人は飲まないほうがいいでしょう。糖が入っているので糖尿病の人にも向かず、糖尿病の薬を使っている人は飲んではいけません。
  • プロテイン飲料の価格は結構高めです。たんぱく質の摂取が目的でコスパを重視するなら通常は牛乳で十分だと思います。
  • 「ヤクルト1000」は糖分も多いので、睡眠への作用は乳酸菌だけではなく糖の存在も大きいのではないか
  • 実年齢よりも早く老け込む飲み物の代表はお酒です。毎日お酒を飲んでいる人は、見た目も、そして、実際にも老け込むのが早いようです。
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長谷川嘉哉監修シリーズ