平成23年7月31日(日)に名古屋で日総研セミナー『薬剤の視点から理解する認知症ケア』で講師をさせていただきました。
10時から16時までの長丁場であるだけでなく、皆さん参加費18,000円を払って参加いただきました。
最近は、講演でもそれほど緊張しないのですが、さすがにこれだけの参加費を払っていただいていると思うと緊張するものです。
何とか、損したと思われない内容にしたいと思いました。
今回の内容は、平成23年3月、6月、7月にそれぞれ発売された認知症の新薬の特徴・使用方法がメインです。
現在、これらの新薬の使用経験数では、全国でもトップをいっている自負があります。
参加された方々には、最新の認知症治療について堪能いただけたと思います。
今回の内容には認知症になった際に使える社会資源について1時間ほど加えさせていただきました。
なぜなら、認知症は、医学的・介護的対応と同様に、社会資源をいかに使うかが重要です。
日総研の担当者さんからは、『セミナー名と内容が違っていると、時にクレームが出るので避けてもらえませんか?』
と言われていました。しかし、これは認知症専門医としての社会的使命です。
セミナー参加者にも理由をお話してから内容に入りました。
幸い、最後のアンケートでは、新薬の理解だけでなく、社会資源についての評価が高かったようです。
今度は、同じセミナー名で8月21日(日)に東京で開催です。
今回の内容をさらにバージョンアップする予定です。参加者の皆さん楽しみにしていてください。