鳥越俊太郎さんとの講演会・・名古屋編

平成24年7月4日(水)は名古屋のアートピアホールで鳥越俊太郎さんと3回目の日経セミナーでした。

さすがに、3回目になると余裕ができてきましたが、何よりも地元というのは良いものです。

日頃はそれほど地元意識を持っていないのですが、東京・福岡の講演の後では、やはり気持ちの安堵感が違います。

東京での講演では、方言が出ないように気を付け、自分では標準語で講演ができたと思っていました。

後で、スタッフに「ところどころ“名古屋弁と東濃弁”が混じって良かったですよ」と言われた時は少しショックでした。

このように地元は、言葉を気にしないだけでも気は楽です。

基調講演も、3会場すべて内容を代えさせていただき、すべて50分ジャストで終えることができました。

内容を変えることは、求められていませんでしたが、あえて自分に課題を与えることで、認知症の講演の質は相当に上がったと思います。

これも思い起こせば、石原明先生の指導の下、いとう伸さんの“個別トレーニング”を受けていたお蔭だと、今になって感謝しております。

鳥越俊太郎さんとのシンポジウムでは、やはり時代とともに、“家で看ることがすべてではない”ことを痛感しました。

もちろん、ブレイングループの主は在宅でありますが、少しずつ“病院と在宅の中間施設である、有料老人ホーム等”にもシフトしていく必要性を感じました。

実際、現在でも5件のグループホームと3件の住宅型有料の顧問医をしていることも間違いではないようです。

また、名古屋の講演では、血管性認知症予防のために糖尿病にならないことの重要性も話をさせて頂きました。


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話の中心は、もちろん糖質制限食の話です。

不思議なことに、打合せもしていないのに鳥越さんもシンポジウムの最期に同じ話をされました。

終了後に、鳥越さんとお話すると自分と同じように“糖質制限食”を行っているそうです。

立場の違う人間が、同じ食習慣を行っていることに“意味ある偶然”を感じました。

当グループとしてもさらなる普及に力を入れていきたいと思います。

今回の、8日間に及ぶ3講演は、自分にとってとても良い機会・経験となりました。

これも、クリニックを支えていただいている橋本院長、看護婦さん、受付スタッフ。

さらにザイタックの管理部、介護部門のスタッフ皆さんのお蔭であると感謝しています。

さらに当日は600名近いお客さんに集まっていただきました。

身内の方や、仕事関係の方、友達と十分におもてなしもできませんでした。

改めて、心から感謝します。

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