またまた嵐を呼んでしまいました。本当に雨男なんているのでしょうか?タクシーも動かないハリケーンが襲った香港旅行、旅行自体が台風で亡くなった韓国旅行、そして今年の宮崎も一日雨でした。天気のことを考えずに旅行に出かけたいと思いました。平成25年1月27日〈日〉は金沢市で認知症の講演会が予定されていました。しかし前日の土曜日から全国的に天気は大荒れ。今シーズン最大の冬将軍が北陸地方を中心に約4泊5日で居座っているではありませんか!!本来、前日の1月26日はPAL研究会の新春オープンセミナーが予定されていました。講演後に金沢に向かう予定でしたが、土曜日の朝から特急白鷺が運休です。少しでも昼間のうちに移動しようと考え、開催の挨拶後、すぐに金沢に向かいました。しかし米原を過ぎるあたりから、物凄い暴風雪です。横から振る雪を始めてみました。何しろ風速12mです。電車も、各駅に停車しながらゆっくりと走っていきます。正直、一晩電車に閉じ込められる覚悟をしたほどです。幸い30分程度の遅れで18時30分には、金沢駅に到着しました。(ちなみ電車には松方弘樹さんが一緒でした。)
宿泊予定の日航ホテルは駅から、歩道を渡るだけです。ほっとして外に出たところ、風速12mの風です。踏ん張ろうにも足元は雪で力が入りません。正直、『ここで遭難する!』と思うほどでした。何とか渡り切り、ホテルに到着しました。しかし、翌日の講演が終了して帰るころには、すっかり金沢も天気が良くなっていました。自分が帰ろうとすると天気が回復するのです。何か寂しくなるような話ですが、帰宅すると長女が言ってくれました。実は、長女と三女が週末受験でした。 “お父さんが金沢で雪をせき止めてくれていたから、日曜日の名古屋は雪が降らなかったよ!”。 嬉しいことを言ってくれるものです。