医師もビックリ、ドッキリ!・・矢野香さんによるプロの講演

2014-02-07

平成26年1月16日(木)は、矢野香さんに、武田製薬主催で岐阜県多治見市で医師向けセミナーをお願いしました。最近は、各製薬メーカのセミナーが急増しており集客が難しくなっています。特に、平日の夜では、10名以下しか集まらないことが殆どです。そこで今回はメインの講演を45分医師にお願いし、前座として矢野さんに45分講演をお願いしました。正直、当日のメインテーマでは医師は集まりません。自分も絶対に行かない内容でした。しかし当日は、なんと24名もの医師が集まっていました。これは、快挙です!さすが矢野香さんの力は凄いものです。

そして、対象が変わっても矢野さんの講演は素晴らしかったです。少し紹介します。

・医師が、時間内に言葉だけで患者さんに説明するのは限界。NHKのニュースも外来も数分が勝負。
そのためには、非言語をフル活用しよう
・特に、患者さんの視覚や聴覚に訴える。そこには、視線、表情、身振り手振り、姿勢、服装、声の高さ、
大きさが含まれます。
・医師のスマイルとアームの動きの組み合わせと好感度の関係で、ベストは診察終盤でスマイル、アームの動きは
中程度。ポイントは、笑えば良いものではなく、手は机から肩の高さ
・自分のクリニックを①親しみやすさ ②活動性 ③信頼性のどのカテゴリーに分類するか。これは、医師自身だけで
なく、  クリニックの内装、スタッフにまで行き渡らせる必要がある。これがハッキリしないドクターこそが、訴えられ
る危険性が高くなる。

いつもは、不機嫌そうな顔をして聞いているドクター達も、矢野さんの講演に引き込まれていることが伝わってきます。その上で、“○○なタイプの先生方は、訴えられる可能性が高くなる”などと指摘されると背筋が伸びる思いです。矢野さんの講演が終わるとかなりの方が帰ってしまいましたが、残った人と矢野さんとの意見交換会は、いつもにはない盛り上がりでした。是非、多くの医師に聞いていただきたい、矢野香さんの講演でした。


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ちなみに私が、矢野さんのパーソナルトレーニングを受けてから、1年近く経ちます。日々の診療で、声かけ、視線、相槌、お見送りが変わってきました。先日スタッフからも、少し褒めてもらいました。ようやくスタッフにも分かってもらえるレベルになってきたようです。講演を聞くだけでは、実践は難しいのものです。その点、パーソナルトレーニングはお勧めです。費用対効果を考えれば、安い投資です。

 

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