平成26年12月12日に(株)OJTソリューションズで講演をさせていただきました。この講演は名古屋大学の市民公開講座に参加していた、高校の同級生の浅井司さんからの御縁です。このような御縁のつながりで年間50回の講演が実現するのですから、有難いものです。
当日は、社員の方々に、認知症そのものよりも、前段階の前頭葉機能の低下についてお話ししました。“年とともに前頭葉の機能は低下するものです。論理的な思考が苦手になったり、ちょっとしたことで怒ってしまうことも認知症の初期症状です。65歳を超えれば7人に2人は認知症もしくは前頭葉の機能低下です。早期であれば、ご自身で自覚してもらうことで人間関係のトラブルも回避できるのです。”など、とても熱心に聴いていただきました。
しかし、私はこの(株)OJTソリューションズに大いに関心を持ちました。リクルートとトヨタ自動車が共同出資しており、製造業を中心にコンサルティングを行っているのです。そのコンサルを担当しているトレーナーは、全員、トヨタ自動車の工場出身者なのです。トヨタの現場で豊富な経験を持った“現場のエキスパート”を、閑職・定年させるのでなく、再生して新しく収益を生み出すのです。その上、それらのノウハウを『トヨタの問題解決』、『トヨタの片づけ』『トヨタの育て方』『トヨタの口癖』『トヨタの問題解決で会社が変わる!』『トヨタの上司』といった本として出版までしているのです。
さすがトヨタ自動車グループです。
このビジネスモデルは私のブレイングループが、目指すものです。そのために医療介護事業だけでなく、コンサルティング&出版&講演に力を入れているのです。ベンチマーク企業としての“OJTソリューションズ”との素晴らしい出会いに感謝です。