ローカルの長=アイドルになれ!

先日、『インターネットが普及したら、ぼくたちが原始人に戻っちゃったわけ』を読みました。本書では、インターネット時代の企業やメディアのコミュニケーション規模は、ギャートルズ時代(=原始人)の10人から100人程度の『村』のサイズに戻っていると述べています。
その根拠として
・8割方の人が、『5人から10人の自分の親しい友達のコミュニケーション』で得た情報を信用している。
・人間が友達として認識できる上限は、脳のサイズと機能から150人程度までと指摘しています。
上記は、自分自身でも物を購入する際、投資をする際、食事をする際のことを考えると納得いきます。

  ところで、平成27年2月7日(土)、当グループの勉強会を行いました。対象は地域住民、患者さん、ケアマネ、介護職の方々です。この勉強会は、3か月に一度ずつ10年以上続いています。今回、2年ぶりに登壇させていただきました。演題名は『最新認知症治療』です。当日は、140名の方に集まっていただきました。

 私がコンサルをする場合、お客さんに集まっていただく手法として、自社でコミュニティを作ることをお勧めしています。医療介護ではびこる、『いいサービスなら売れる』幻想から脱し「良いサービスを構築したうえで、売れる仕組みを作る」というビジネスが重要なのです。いったんコミュニティができると参加者は、ファンばかりです。彼らは、口コミで集客してくれます。当グループは、10年以上かけて良質なコミュニティを作り上げたのです。先ほどの本の中では、これからの時代生き残るには、ローカルな“長”、言い換えると“アイドル”を目指せと言っています。当グループも認知症分野のローカルアイドルになったのかもしれません。お蔭様で、開業15年目を迎えた平成27年1月に、過去最高のレセプト枚数、売上を達成しました。 もちろん全国でも10位以内に入る認知症患者数を誇っているのですから、ローカルアイドルも馬鹿にはできないのかもしれません。


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