平成23年9月21日【水】は、月に一度の平日ゴルフの予定でした。
今年の1月からは毎月恒例となっており、平日にゴルフをする優雅さを満喫していました。
しかし、今月は様相が違いました。
前日の9月20日【火】の午前から、東濃地方を中心に物凄い豪雨です。
台風は、まだ随分先にいるのに何故?と言う気持ちでした。
最初は、スタッフには『明日のゴルフはどうなるの?』 と言った軽い会話を交わしていました。
その後は、ゴルフの話を持ち出すのが、はばかられるほどの豪雨。
各地で被害もおこり、事の重大さに緊張が走りました。
まずデイサービスでは、お客様に早めに帰宅いただきました。
しかし、一部の利用者さんの家は避難勧告をうけており、自宅でなく避難場所に送り届けるケースもありました。
また、避難所では生活できない重度介護者は、早急にケアマネを通して、ショートステイの手配をしました。
自宅までの道路が寸断され、要介護者が一人取り残されたケースもありました。
幸い、消防隊の方々に、介護者を自宅に送り届けて頂きました。
お客様を送り届けた後は、スタッフです。
多治見、春日井、可児、美濃加茂の職員は、道路の通行止めにより帰宅が出来ません。
早急に、無理にスタッフを帰さないという決断をして、ホテルを15部屋ほど確保しました。
これも、『3月11日の大震災で、東京では無理に動かない方がよいケースもあった』という学びのお陰で、早い決断が出来ました。
もちろん名古屋に住む私と橋本先生も帰宅できないため、皆と一緒に宿泊しました。
不謹慎ですが、修学旅行のような気分でもありました。
また、デイサービスの一部に水が浸入しそうになり、土嚢が必要になりました。
急遽、購入に走り、何とか手に入れることが出来ましたが十分な量ではありませんでした。
先回のブログで記載したように、やはり悪天候の準備は、晴れた日に行うものです。
改めて痛感しました。
今回の台風&豪雨は、1日で終わりましたが、地震では長期に及びます。
今から、対策を練っておく必要性を感じました。
台風により、韓国旅行さらにはゴルフの中止に、スタッフからは『お願いですから遊びに行かずに、毎日仕事をしていてください』と言われてしまいました。
しかし、今回のケースからは多くの事を学ぶ事ができました。
学びを頂いた台風に感謝するとともに、陣頭指揮を取ってくれた、取締役小森氏以下スタッフに感謝です。