私が、最初に好きになった画家は西村計雄さんです。
絵画が特集された月刊誌を見て “良い絵だな!”と思って、作者をみるといつも西村計雄さんでした。
西村計雄さんは、1909年生まれで、1951年に渡仏しパリを拠点に活躍された画家です。
その作品は、フランス近代美術館、パリ市美術館、日本では沖縄平和祈念堂などに所蔵されています。
また故郷である北海道には西村計雄記念美術館があります。
なんと、フランス芸術文化勲章を受けられています。
どちらかというと日本より海外での評価が高いようです。
そんな月刊誌でしか見たことがないない絵に、たまたまゴルフに行った、関カントリークラブの風呂場で出会ってしまいました。
実物を見たときの感動、まさに大脳辺縁系の扁桃核が刺激されるのを感じるほどでした。
多くのゴルファーは何も気にせず、通り過ぎていきましたが、一人風呂場にかかった絵を見入っていました。
同じ人生、何気なくかかっている絵に、意識をもって過ごしたいと感じた一瞬でした。
その後、縁あって西村計雄さんの絵が我が家の寝室を飾る事になりました。