平成25年10月1日、某製薬メーカの当院の担当者K君が会社を退職されました。クリニックには多くのメーカの担当者が出入りします。正直、性格的に合う担当者、合わない担当者もいるものです。K君は、年齢は自分より20歳ほど若いのですが、なぜか性格があったようです。そのため講演への道すがらも、とても多くの話をしたものです。
彼の勤める製薬メーカは、いわゆる一流です。彼は、同期の中でもずば抜けた成績を上げており、このまま務めていれば、それなりの役職・収入が保証されたようなものです。それでも敢えて新しい世界に挑戦するK君の姿はとても眩しいものでした。思わず、薩摩の訓え～男の順序～を思い出しました。ご存知の方も多いとは思いますが、ご紹介します。
薩摩の訓え～男の順序
一、何かに挑戦し、成功した者
二、何かに挑戦し、失敗した者
三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
四、何もしなかった者
五、何もせずに批判だけしていた者
つまり、人生において、成功の反対は失敗ではないのです。挑戦するか、挑戦しないかが問題であり、成功不成功は結果でしかないのです。K君はひとまず、二以上の男になりました。是非とも、成功して、一の男になってほしいと思います。その一助と言っては何ですが、来月から東京でK君との定期的な勉強会を開くことになりました。新しい広がりに期待です。