先日、嬉しいメールを頂きました。
以前、静岡で“専門医が教えるちょっと得するお金の話”の講演を聞いていただいた聴衆の方からの報告でした。
講演後に、メールで相談をうけ高度障害の適応の可能性が高いとアドバイスさせていただいていました。
もちろん、診察をしたわけではなかったので少し心配をしていました。
しかし、無事保険会社から“高度障害状態に該当し、支払事由に該当する”という連絡が入ったというメールでした。
講演をして、参加者から評価を頂くことももちろんですが、講演内容から行動に移しメリットを享受された報告はもっとも嬉しいものです。
まさに、講演者冥利につきます。
とくに、今回の相談者は、保険の販売員の方であり、高度障害請求のきっかけが、私の講演・メールでのアドバイスであったようです。
さらに、相談者自身が、“お客様の生命保険金請求時に、どのようにお手伝いできるかが重要”である点を痛感されたという言葉までいただきました。
自意識過剰かもしれませんが、保険請求時の高度障害の理解については、日本国内の医師で第一人者であると自負しています。
そのため、知識を求められれば、何処でも講演に出かけていくようにしています。
一般的に高度障害として見落とされがちなのは、
① 全失語・
② 胃ろう
③ 脊髄損傷等による四肢麻痺
が代表ですが、“中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの”をいかに理解するかがで、対象者が広がります。
日本には、保険の募集人は営業職員と代理店使用人合わせて、100万人いると言われています。
自身の知識の普及が、保険募集人を通じて、お客様へ広く伝わることを希望しています。