岐阜県土岐市が誇る織部焼が映画で主役?【たまには小ネタで】

岐阜県土岐市が誇る織部焼が映画で主役?【たまには小ネタで】

前作「噓八百」(2018年公開)がとても面白かったので、令和2年2月9日、続編の「嘘八百 京町ロワイヤル」を見てきました。

「噓八百」は、武正晴さんの監督作品。主演は中井貴一と佐々木蔵之介です。古物商と茶碗作家の話ですから、「なんでも鑑定団」が大好きの自分としては、とても興味のある話なのです。以下の記事も参考になさってください。

今回の、「嘘八百 京町ロワイヤル」の中で、重要な役をなすのが、織部焼(おりべやき)です。織部焼は、桃山時代の慶長10年(1605年)頃、岐阜県土岐市付近で始まった焼き物です。つまり、私のクリニックが所在する地で生まれたのです。そのため、近所には国宝および国宝級の作家さんがたくさんいらっしゃいます。何気なく作家物のぐい飲みもいただきます。

若い方には、食事には関心があっても焼き物の知識は、持ち合わせていない方が多いようです。焼き物にも関心を持つと、日本の料理人がいかに使用する器にも心を配っているかを感じます。ちなみに織部焼は、私が旅行した際の北海道と沖縄でも使われていました。人口6万人にも満たない、岐阜県土岐市で作られている織部焼がまさに全国に広まっているのです。

ぜひ、映画「嘘八百京町ロワイヤル」をみて、織部焼にも関心を持ってみてください。


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