私と同じ年齢で精神科医の樺沢紫苑先生の本はいつも気付きを与えてくれます。今回の本も『まず自分から感謝してみる。その小さな勇気が、あなたを大きく変えるのです。 感謝脳は、あなたの未来を変えます!』 一読して実践をお薦めします。
- 親切と感謝は車の両輪。親切にすることでオキシトシンが出て、感謝することでエンドルフィンが出る。
- 誹謗、中傷の言葉をぶつけ合い、傷つけ合いながら生きていくのか。 親切と感謝の中で、互いに癒し、励まし合いながら生きていくのか。 あなたはどちらの世界で生きたいですか?
- 感謝には3つの段階があります。 一番下は、「何かしてもらったら、ありがとう」という「親切への感謝」。 真ん中が、「当たり前のことに、ありがとう」という「日常への感謝」。 そして一番上が、「何が起きても、ありがとう」という「逆境への感謝」で、ここに辿り着けたら、「感謝脳」の完成です。
- 私たちにとっての「当たり前」がすべて失われたとき、その本当の有り難さがわかります。
- 時間の経過とともに、人は同じような選択をする人同士で群を成していく。
- 極限状態で大事なのは、周りを元気にする在り方でした。そう努めることで、自分も元気になるのです。愚痴や不平不満は発さず、周りから聞こえてきたら断ち切ることが大切です。
- 「信頼」「志」「明るさ」に人は集まります。
- 不安な感情はまぎれもなく自分で作り出しているもの。不安になっても、何も解決はしません。 そんなときは、相手の視点に立つことで、感謝に切り替えることができます。 誰かのためにやることで、自分でも驚くような力が出ます。 自分だけの力ではない何かがこの世にはあるのです。目に見えないからこそ、尊く、感謝で応えるしかないのです。
- 感謝はするものではなくて、心から込み上げてくるものです。
- 「運は機嫌に比例する」運が良い人は、相手の機嫌も良くしながら、自分も機嫌良く過ごしています。 自分の機嫌は自分でとる。
- 「すみません」を「ありがとうございます」に変えるだけで、自分にとっても相手にとっても、会話が明るくなるのが体感できる
- 悪口を言い続けていると、ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌します。コルチゾールは、記憶の保存に関わる 海馬 の神経を破壊し、過剰なコルチゾールは 前頭 前 野 の神経ネットワークのつながりを 40%も破壊します。 悪口を言うことで、 認知症を発症するほどのダメージを脳に与える のです。
- 心にも以下の3つのステージがあります。 第1ステージ:「不安」のステージ 第2ステージ:「自立」のステージ 第3ステージ:「太陽」のステージ
- 大幸福物質のひとつ、セロトニンが、扁桃体の活動を抑制的に調節することは以前から知られています。つまり、セロトニンが活性化すると、扁桃体の過活動にブレーキをかけて、不安や抑うつを減少させる。脳をリラックスさせるのです。
- 感謝日記です。日々の感謝したことを振り返るというシンプルな方法ですが、効果は最大級です!
- 欲しいものリストではなく、あるものリストを書く
- 身体のどこかに不調があれば、その他の正常に機能してくれている部分に感謝していきましょう。そして、そのことに気づかせてくれた、不調と思われる部分にも感謝することで、不思議と良くなることがあります。
