平成26年7月1日(火)は、顧問であるSMC税理士法人の社内勉強会で講演をさせていただきました。講演の最初には、『ブレイングループがここまで大きくなれたのも、毎晩経営のことを心配せずに眠ることができるのも曽根康正先生およびスタッフの皆様のおかげです』と感謝の言葉から開始しました。
私の血液型はB型ですから、心にもないお世辞を言うことはできません。感謝の言葉から、スタッフの皆さんに“会計事務所の仕事は経営者の命にも関わる重要な仕事である”ことを知ってもらいたかったのです。
講演のための資料を作っていると、平成15年6月27日に初めて参加した、曽根先生のセミナーのまとめがありました。内容は、“役員報酬の額も戦略的に決めろ!”“受け取った役員報酬は、万が一のために貯めておかなくてはいけない“”生命保険は外部留保“”借金は金利でなく、期間が大事“”借入期間と減価償却は近いほどキャッシュが楽になる“など当たり前の知識です。今ではコンサル先に口酸っぱく指導している内容も、元をただせば曽根先生に教えて戴いものだと気が付きました。
講演は、10冊の本を紹介しながら、経営で実行していることをお話ししました。ちなみに、10冊の本は『北端康良 自分の秘密』、『アレン・B・ボストロム イン・ザ・ブラック』『 和仁達也 脱ドンブリ経営』『 近藤 学 なぜ、金持ち会社は節税しないのか?』『 亀甲美智博 オーナー社長の戦略的生命保険活用術』『 堺屋太一 平成30年』『河辺よしろう ランチェスター戦略式 1枚シートであなたの会社が儲かる!』『福永 雅文 ランチェスター戦略 』『石原 明 営業マンは断ることを覚えなさい 』『矢野香 その話し方では軽すぎます!』『犬飼ターボ チャンス』です。これらの本から得た知識は、本の値段の1000倍以上の価値を与えてくれた最高の投資であったと思います。
私は、読書やセミナ-・講演で感銘を受けたものは必ずA4用紙1枚にまとめています。それをGmailで自分宛に送り、検索して常に取り出せるようにしています。人間は一度読んだり聞いたりしても、1週間もすれば忘れてしまいます。
インプットした情報をまとめる事でアウトプットできます。そして、さらに復習をすることで知識が知恵に変わるのです。まさに読書は最高の投資なのです。