追悼:篠田桃紅先生・・いずれ何でも鑑定団へ

追悼:篠田桃紅先生・・いずれ何でも鑑定団へ

私の大好きな美術家の一人、篠田桃紅(しのだ・とうこう)さんが2021年3月1日107歳で天寿を全うされました。

篠田桃紅さんのプロフィールは、

1913年旧満州・大連生まれ。幼少から家庭で書の手ほどきを受け、戦後、本格的に創作活動を再開し、既成の書の形にとらわれない墨による新たな形を描き出し、独自の抽象芸術へと移行。1956年単身ニューヨークに渡り、創作活動に励む。全米をはじめとしてヨーロッパ各地で個展を開催。国際的に高い評価を受ける。帰国後も、レリーフや壁画などの建築物に関わる大作を手掛ける一方、版画や題字、随筆など多岐に渡って活動。『Newsweek』10/26号の特集「世界が尊敬する日本人100」に選出された。なお、映画監督の篠田正浩は従弟にあたる。(ギャラリーサンカイビより)

私は、一度なんでも鑑定団で鑑定をお願いしたい篠田桃紅先生の作品を持っています。ある日、画廊さんから、絵を売りたい人が居るので見て欲しいとの連絡がありました。見てみると2点有り、いずれも素晴らしい作品でした。しかし、結構な値段でしたので、冗談で「半額なら購入するよ」と言ってみました。すると、画廊さんが直ぐ、依頼主に電話、「半額でも良い」との返事でした。実は依頼主である娘さんが、結婚の際、父親から持たされたものだそうです。娘さんは、絵に関心が全くなく、いくらでも良いので現金になるなら良いとの事でした。「半額なら購入するよ」といった手前、購入しましたが、本当に半額でも価値があるものであったのか鑑定をお願いしたいと思っています。

その他にも篠田桃紅さんへの代表作の一つは、2005年に汐留にオープンした、コンラッド東京のロビーに掲げられています。汐留ビルディング1階入口から直通エレベーターで28階まで上がります。すると天井の高い、大きな空間が開けていて、その空間を圧倒するように篠田桃紅先生による巨大な壁画が納まっています。この作品見たさに、家族で大金をはたいて宿泊したことも良い思い出です。改めて、ご冥福をお祈りします。

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篠田桃紅さんの作品の例(出展:絵画市場

 

 

 

 

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