生薬でもある「らっきょう」の凄い効果

生薬でもある「らっきょう」の凄い効果

らっきょうの旬は5~7月で、スーパーの店頭に出回る最盛期は6月です。そのため、私の実家でも毎年6月にらっきょうを漬けています。そして毎年、そのおすそ分けをいただいています。そんならっきょうは野菜に分類され、身体によい成分が満載です。もともと、らっきょうは生薬として用いられ、生薬名では「薤白(がいはく)」と呼ばれます。健胃、整腸、食欲増進などの目的で漢方薬としても使われます。具体的に効果をご紹介します。

  • ビタミンC:らっきょうには100gあたり、23㎎とにんにくの約2倍のビタミンCが含まれています。ビタミンCには、抗酸化作用があり、皮膚や血管の老化を防ぐため老化防止ともいえます。
  • カリウム:らっきょう100gには、230㎎のカリウムが含まれます。カリウムには、余分なナトリウムを対外排出することで血圧を下げたり、浮腫身を減らします。
  • アリシン:らっきょうには独特の香りがしますが、それはアリシンという物資にによるものです。アリシンには、内臓の働きを活発にし、血行を良くして体を暖め、ビタミンB1の吸収促進による疲労回復などの効果があります。
  • 水溶性植物繊維:らっきょうの含まれる水溶性植物繊維の量は、野菜の中でもトップクラスです。そのため、食後の血糖値の上昇を防ぎ、血中コレステロール値を下げる働きがあります。
  • ナイアシン:ナイアシンは、皮膚、粘膜、髪の毛を健康的に維持する栄養素です。ナイアシンは熱に弱いため、生のらっきょう漬けで食べることは理想的です。

そんならっきょうですが、取りすぎると刺激が強くなってしまいます。おおよその目安としては1日3~4粒程度を目安にしましょう。なお私のように実家からおすそ分けがない方には、国産らっきょうで無添加の以下の商品をお薦めします。

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