皆さん、ADHDという病気をご存知ですか?
注意欠陥・多動性障害といい多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害もしくは行動障害です。
幼稚園などでは落ち着きがなく、先生がADHDの子ために取られてしまうほどです。
かつては子供だけの症状であり、成人になるにしたがって改善されると考えられていましたが、近年は大人になっても残る可能性があると理解されています。
その場合は多動ではなく、感情的な衝動性や注意力や集中力の欠如を認めます。
実は、ネガティブな印象のADHDですが、起業家には結構見られます。
世の中の人は、大きく分けるとファーマーとハンターに分けられます。
一般社会では、ファーマーの方が多いのですがADHDは典型的なハンターです。
同じ環境でじっとしていることが出来ません。
個人主義の強い意識、高い創造性、物事を始める能力があるため、起業する方が多いといわれています。
実は、私自身も軽いADHDだと思っています。
幼少期は、言葉が出ないため、母親は発話障害があるかと思ったほどです(今からは想像できませんが)。
更に、小・中・高校と毎日学校に行くことが嫌で、1ヶ月に1回は意味もなく学校を休んでいました(そのために、適当に学校に電話を入れてくれた母親も凄いです)。
今でも、講演やセミナーでじっと座っている事は得意ではありません。
特に、話の内容がつまらないと、気が狂いそうになり呼吸が荒くなるほどです。
その時は、スケジュール帳を出すか、本を読むことで気を紛らわせます。
ちなみに、ADHDといわれている偉人には、発明王として知られるエジソン、絵、医学・建築・天文学などの分野においても天才的な才能を持っていたレオナルド・ダ・ヴィンチがいます。
さらには、アインシュタインもそうであったと言われています。
ADHDの症状にはさまざまなものがありますが、好きなものは寝食忘れて取り組んだり、一般人とはまったく違う発想力があるようです。
現代のADHDとされる有名人では、俳優のトム・クルーズ、歌手のパリス・ヒルトン、スポーツ選手ではバスケットボールのマイケル・ジョーダンや水泳選手のマイケル・フェルプス、政治家の元アメリカ大統領ビル・クリントン、日本では黒柳徹子さんなどがそうだと言われています。
マイナスイメージばかりではなく、社会に名を残すほど活躍する人も多いのです。
皆さんの中でもADHDではないかと思っている方には『なぜADHDのある人が成功するのかbyトムハートマン』を一読する事をお勧めします。
しかし、じっとしていることが苦手なADHDの周囲の方は大変です。
当グループのスタッフには、私のADHD的症状を温かく見守っていただき感謝です。