僕は君たちに武器を配りたいby瀧本哲史

先日、素晴らしい本に出会いました。『僕は君たちに武器を配りたいby瀧本哲史』です。

投資家でありながら、京都大学の教養学部の教授である著者の話は説得力のあるものでした。

特に、京都大学の教養学部の『企業論』の授業を最も受講している学生の所属学部が医学部である事は驚きでした。

頭が切れる人間は、そろそろ医師の資格を取るだけでは生き残れない事に気がついているのです。

特に、多くの仕事が、商品として大差のないコモディティ化しており、技術革新で熟練労働者が不要になれば、労働者は必然的に買い叩かれる。

つまり今後は、専門職といえども、買い叩かれるいわゆる、“高学歴ワーキングプア―”が出現してくるのです。

我々の周囲でも、技術革新により、検査技師、放射線技師などの需要は確実に減っています。

最近では歯科医師、理学療法士、作業療法士、薬剤師の資格も、従来に比べ賃金は確実に減少しています。

さらに従来、儲かるとされた職種を、以下の6つのタイプに分類しています。

①    トレーダー=商品を遠くに運んで売れる人

②    エキスパート=専門性を高めて、高いスキルで仕事をする人

③    マーケター=商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることが出来る人


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④    イノベーター=全く新しい仕組みをイノベーションできる人

⑤    リーダー=自分が起業家になり、皆をマネージせいてリーダとして行動する人

⑥    インベスター=投資家として市場に参加する人

その中でも、特に①と②のトレーダーとエキスパートは今後生き残ることが難しくなると指摘しています。

インターネットが発達した現在①が衰退する事は当然です。今後は、専門職である②も危ないのです。

デフレの正体でも指摘されているように、段階の世代が亡くなる2025年頃から、本格的に人口が減少します。

いよいよ、医療業界の中でも最後の砦とされた、医師看護婦も買い叩かれていくと思われます。

もちろん、弁護士、会計士といった士業も同様です。 

 いよいよ、③-⑥を実行できたものが、莫大な利益を得ることが出来るのです。

当グループでは、今から着々とその準備を進めています。これからの乱世を考えるとワクワクしてしまいます。

 いずれにせよ、本当にためになる本です。素晴らしい本を出された、瀧本哲史に感謝します。

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