【お勧め本の紹介】娘がいる人には超超超お薦め!「娘のトリセツ」

【お勧め本の紹介】娘がいる人には超超超お薦め!「娘のトリセツ」

黒川伊保子さんの、「妻のトリセツ」、「夫のトリセツ」に次ぐ本です。「柳の下のドジョウを狙っている?」ことが見え見えの本ですが、とても・とても・とても良かったです。特に、「男として生きる以上、娘を持てたことは、神様のギフトである」は、その通りだと思います。3人娘をもつ自分など、3人ものギフトを頂いたと感謝しています。そんな娘との良好な関係を気づくための知恵が、この本には満載です。かなり参考になります。一部をご紹介します。

  • 私は、自分が父のことを思うとき、その圧倒的な信頼に浸るとき、夫に娘を生んであげられなかったことを心から残念に思う。
  • 父の愛は、時間差で追いかけてくる。自分がその年になって、しみてくる何かだ。
  • 「今の娘」が父を嫌っていたとしても、何ら気にすることはない。父は、毅然と、娘を照らし続ければいい。
  • 父の愛は、娘の一生を守る。
  • 娘は、「父が自分にしてくれること」の中にではなく「父が妻にしていること」の中に、「男の理想」を見るのだ。
  • 父親の悲しみは、「やりなさい」「ゆるさん」なんてことばより、ずっと、胸にしみたのである。
  • 妻や娘に、いきなり5W1H系(いつ、どこ、だれ、なに、なぜ、どのように)の質問をしてはいけない のである。ご法度と言ってもいい大事なルールだ。 5W1Hは、脳を迎撃モードに入れる
  • 「ウザいパパ、 № 1」に選ばれたという審査基準は、「あれこれ聞いてくる」度合いだ
  • 対話には、2種類ある。 「心の対話」と「問題解決の対話」
  • 「心の対話」は、「気づいたこと(それ、いいね)(カワイイ)」や「感情体験の告白(悲しい、大変、ひどい、嬉しいなど)」から始まり、「共感」で紡いで、「新たな気づき」や「安心感」で着地する。 「問題解決の対話」は、「ゴール設定(どこ、いつ、だれ、なに、なぜ、のように)」で始まり、「問題点の指摘」をしあって、「解決」で着地する。
  • 心の対話は、「相手のことを尋ねる」のではなく「こちらの話」から始める。
  • 大人になったら、ことばは、相手のために紡ぐもので、自分の気持ちを垂れ流すためにあるものではない。
  • ギャンブル(娯楽を逸脱したレベルのそれ)・酒・ドラッグにはまる男と、暴力をふるう男だけは、どんなに好きでも捨てなさい
  • 女が、自分の力で幸福を手に入れられる時代、多少情けない男を連れてきたって、あわてることはないでしょう?
  • 無条件の愛を注ぎ、父と娘の関係を盤石にしたうえで、父親は、「この家の一番は妻(娘にとっては母親)」であることを、キッパリと知らせよう。 「自分が一番ではないこと」を、「両親が仲よしである」という幸福な事実と共に知ることは、娘の肥大する自我を、幸せに刈り込んでやれる、唯一の方法だと私は思う。
  • 娘は父から「異性をジャッジする遺伝子」をもらい、父の生きざまで、「男とはいかなるものか」を学ぶ。娘の一生の「愛のかたち」は、父親がデザインしていると言って過言ではない。

娘さんを持たれている親御さんには、超超超お薦めです。

娘のトリセツ(Amazon紹介ページ
長谷川嘉哉監修シリーズ