漠然とした「運」を科学的に解明した本です。とても論理的で、納得がいく話ばかりです。この本に書かれたことを実践していけば、確かに「運が良くなる」こと間違いありません。
- 運がいい人には共通した考え方や行動パターンがあるのです。
- 運・不運というのは、だれの身にも公平に起きていて、その運をどう生かすかに少なくとも人は主体的にかかわっていける
- 私たちはつい、目に見える運・不運だけに注目し、「運がいい」「運が悪い」と言ってしまいがちです。けれど、その向こう側には何倍、何十倍もの自覚できない、検証できない運・不運があり、それらを含めれば、実はだれにでも公平に運は降り注いでいるのです。
- 運がいいといわれる人たちは、みな、いろいろな意味で自分を大事にしています。 常識や世間一般の平均的な考え方に流されることなく自分の価値観を大切にして、自分をていねいに扱っています。
- 自分を世間の標準に合わせる必要はありません。いちばん大事なのは自分です。その自分を最大限に生かすのです。 私は、これが運のいい人になるための絶対条件
- ほかの人から大切に扱われるようにするには、そして、周囲の人と良好な人間関係を築くためには、まずは自分で自分を大切にする必要がある
- 常に快の状態をつくり出す努力をしている人(報酬系を刺激している人)というのは、心理学でいう自己一致の状態になるのです。
- 運がいい人というのは、自分なりの「しあわせのものさし」をもっている そのしあわせの状態を積極的につくり出す努力をしている 自己一致の状態(自分を好きな状態)になる 人に好かれる、という図式が成り立ちます。
- 運のいい人は常識よりも自分を上に置く
- 何かを選択して行動するとき、正しいかどうかで判断するよりも、おもしろさで判断したことのほうがやる気をもって行えるのです。
- 自分は運がいい人間だ、と決め込んでしまう。 これが運をよくするコツのひとつです。
- 運がいいと思っている人には努力の余地が生まれますが、運が悪いと思っている人にはその余地は生まれないのです。
- 運のいい人は早寝早起きをする セロトニンは心のバランスを整え、安心感をもたらすために、しあわせホルモンなどとも呼ばれます。
- メラトニンは、良質な睡眠をつくり出すと共に、体の中の活性酸素を分解し、抗ウイルス作用を強めるなど、体を守り、老化を防止するのにも役立つ重要なホルモンです。
- セロトニンとメラトニンを十分に分泌させるためには、もともと体に備わっているサーカディアンリズムにのっとった生活をすること、すなわち朝は早めに起きて朝日をしっかり浴び、夜は早めに就寝することが大事なのです。
- あえて困難に立ち向かう──。 これは運を強化する方法のひとつです。
- リスクのある道を選んだほうが、脳が喜ぶ傾向にあるからです。
- 他人を素直に正しくほめられる人は、他人から好かれるようになります。
- 他人をほめる──。 一見簡単なことのように思えますが、実は、他人を素直に正しくほめるには、心に余裕が必要です。
- 結局、運というのは、その人がもともともっているものではなく、生まれつき決まっているものでもなく、その人の考え方と行動パターンによって変わる
- 朝は夜より前向きな気持ちになりやすいので、未来に目を向けた「将来なりたい自分」「成し遂げたい目標」などについて集中して祈ります。
- そして夜は、その日一日を振り返り反省します。