外貨建資産割合5割越えへ!・・増税社会を生き抜くたった一つの方法by小宮一慶

2014-03-05

小宮一慶さんには、以前PAL研究会で講演をお願いしました。その時に、100冊の本を出版したいと言われていたのですが、ついに達成されたようです。100冊目の本ではないのですが、平成26年1月に発売された『増税社会を生き抜くたった一つの方法』からご紹介します。

・  日本経済は20年以上停滞したまま・・この間米国は約2倍、中国は10倍
・  今後、給料が増えないまま増税され負担は増す一方、その上消費税率が10%になって財政は健全化しない
*各種景気指標は堅調に見えるが、あくまで企業業績の話
・  単純計算で、年金は24年で枯渇する
・  国民の貯蓄率低下&経常収支の黒字の減少で、国債の消化にも限界が見えつつある。国債暴落とまでは断言できないが、国債の価値が大きく目減りする方向に向かっている
・  社会保障費のGDPに占める率:1990年10.5%、2009年21.1%と倍増。今後の選択は3つ、国庫負担を増やすか、国民の負担を増やすか、社会保障水準を下げるしかない
・  企業が賃上げに踏み切れない理由は、日本企業の70%以上が法人税を払っていない。業績の改善に不安、消費税を考えると慎重になる。減税と言っても給与増額の10%が戻ってくるだけ
・  今後の為替は、円が売られやすい傾向が今後も続く。少なくとも1ドル80円割となる円高には戻らない。
・  日本以外のインフレターゲットは、消費者物価を下げるためのもの、日本は『異質』なもの。成功する保証はどこにもなく、正常なインフレに戻すのは至難の業。異次元の金融緩和は、コントロールできないインフレや財政破綻を招きかねない“両刃の剣”である
・  能力差のつく仕事で能力を出せる人しか稼げない・・機械化やマニュアル化により『二極化』が進展。ある一定レベル以下の一般的な大学では、入学しても殆ど意味がない
・  小宮自身、資産全体の3割強を外貨建て資産で持つようにしている。

小宮一慶さんは、国債暴落や日本国破綻を煽り立てるような方ではありません。そんな小宮さんまでもが、3割強を外貨建て資産で持っているのです。小宮さんは。『お金を持っている人ほど、情報に敏感で、決断も早い』と言われています。個人的には、すでに3割強を外貨建と金で持っています。この本を読み終えて、この頻度を5割越えにしようと決心しました。


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