平成23年7月3日(土)京都のウエスティン都ホテル京都にて認知症の専門家が“CNS Expert Meeting in Kyoto”に集まりました。西日本を中心に30名程度でした。私を経営者と思っている方が見えますが、ちゃんとした認知症の専門医です。
医師の集まりに出るのは、久々であったため驚きがありました。
① 時間を守らない・・開始15分前でも自分が一番乗りでした
② ホテルでの集まりであるのに、ポロシャツで来てしまう人がいる。ホテル内でも明らかに浮いています
やはり医師というのは、変わった集団?と感じました。
会は、まずは岩田誠先生による基調講演からスタートしました。
大学を退官されてからも岩田先生は、とてもお元気で今でも診療を行っています。
何より、講演内容に“診療をしているからこそ出てくる情報”が満載でした。
早速、自分の講演にも取り入れられるようなお話がいくつもありました。
2番目の某大学の准教授の話は、実際は診療をしていないことがわかってしまう内容でした。
肩書きだけで、論文や薬品メーカのデータだけを羅列していました。これなら、今の時代どこでも手に入る情報です。
このことから言えるのは、認知症の患者さんは大学病院や、基幹病院に行けば満足のいく診療を受けられるわけではないことです。
患者さんをたくさん診て、多くの経験をしている医師こそが、支持されるのです。
皆さんも肩書に惑わされずに、患者さんから支持されている機関を選ばれることをお勧めします。
ちなみに、土岐内科クリニックの認知症患者さんの数は、名古屋大学付属病院の数より多いのです。
このような企画にお呼び頂いたノバルティスファーマ株式会社の方々および素晴らしい講演をいただいた岩田誠先生に深く感謝します。