外車に乗っている歯医者さん、将来の年金は十分ですか?

先回、年金の重要性をご紹介しました。現在の制度では、国民年金だけでは老後の生活は十分ではありません。外来をやっていると、社会的地位の割に年金が少ない方が見えます。その代表が士業の方々です。つまり、弁護士、税理士、会計士、社会保険労務士等の方々です。開業しても、多くの方が国民年金であるためです。さすがに職業柄、国民年金基金に入ったり、貯蓄等でカバーされているようです。ただし、どこの世界でも例外はいるようです。先日も、元税理士さんで、国民年金のみで貯蓄も殆どない方が受診されました。独居であり、入所してもらいたいのですが、お手上げ状態です。

一方、職業柄?困った方が多いのが歯医者さんです。稼いでいる歯医者さんは、医療法人になっていることが多く、厚生年金で比較的豊かです。もちろんは貯蓄もそれなりです。ところが、医療法人になるほどでないケースが困ったものです。歯医者さんは、概して収入の割に生活が派手な方が多いようです。少し儲かると外車に乗っています。その上、子供さんが後を継ぐとなると、教育費も相当なものです。結果として、貯蓄は乏しい上に、国民年金しかないのです。そんな歯医者さんの身内からのご相談が、本当に多いのです。

やはり、社会制度を理解した上で、身の丈に合った慎ましやかな生活が大事だと思われます。この国は、知っている者が得をする国です。知らなければ、誰も教えてはくれないのです。


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