2024-09-27 【お薦め本の紹介】老後ひとり難民 by 沢村香苗 認知症外来でも、いわゆる「おひとり様」の患者さんがいらっしゃると医療サービスの提供としてはお手上げです。老後に頼れる人がおらず、ひとりになれば、「おひとりさま」というポジティブな呼び方とはかけ離れた、厳しい現実と向き合う …
2023-09-04 早期認知症になったら・専門医が解説!騙されての高額商品契約に注意 「なんか変だな」と感じたときには早期認知症にかかっている可能性があります。通常の生活にはあまり不自由せず、家族にも迷惑をかけることはそれほどではないかもしれません。 この段階では疾患そのものよりも金銭管理や契約などでトラ …
2023-05-23 代理人カードは万能でない・高齢者の通帳管理で最も大事なこと 高齢になると、患者さん自身がお金の管理が難しくなります。その割には、高齢者自身でお金を引き出したり、振り込んだりする機会は結構あるものです。そのため認知症専門外来では高齢者の通帳管理についての質問もよくされます。実際に、 …
2023-05-01 認知症患者さんの不動産売却についてFP資格を持つ認知症専門医が解説 認知症専門外来をやっていると、患者さんが所有する不動産の売却についての相談を受けることがあります。この場合、もし弁護士さんにでも相談すれば、成年後見人をつけることが必須であると説明されるでしょう。しかし、成年後見人にはメ …
2022-04-11 専門医が解説!認知症患者の遺言と「絶対に書いておくべき」事例とは 社会の超高齢化に伴い相続ビジネスが盛んです。しかし、税理士や弁護士さんに「早めの相続対策が大切です」と言われても「所詮、あなたの仕事につながるのでしょう」と思えてしまうかもしれません。そのため、大切なことと分かっていても …
2022-02-03 【お薦め本の紹介】相続には精神的ゆとりが大事『ぶっちゃけ相続「手続大全」』 相続争いの原因の1つは、 深い悲しみの中、慣れない相続手続に追われる精神的ストレスです。そのためには、何もわからないまま手続を始めるよりも、全体像を把握してから手続を始めたほうが、段違いに負担を軽減できます。 結果として …
2021-10-22 認知症患者さんの不動産売買の可否について専門医が解説 認知症専門外来をやっていると、ご家族から「認知症患者さん名義の不動産売買の可否」について質問されることがあります。認知症患者さんの名義の不動産を隣地の方が購入を希望されることが思いのほか多いのです。今回の記事は、FP資格 …
2021-08-11 認知症患者さんの「内縁」関係・相続や生命保険の注意点は・FP資格を持つ認知症専門医が解説 男女とも長生きをするようになった時代、外来患者さんの中にも「内縁関係」の方が増えてきました。「内縁」というと、何か意味ありげな雰囲気がありますが、現実は、普通のご夫婦と変わりはありません。印象としては、「とても仲が良い」 …
2021-06-28 FP資格認知症専門医が解説・成年後見制度と家族信託どっちが良い? 団塊の世代が75歳以上となる2025年には、認知症の人は約730万人になると予想されています。認知症になると財産管理ができなくなります。そんな高齢者を狙った犯罪も後を絶ちません。最近では、かんぽ生命も信用できません。 そ …
2019-12-11 意外と多い!「デジタル資産の相続」注意点【認知症専門医が警告】 最近は、銀行も証券会社でも、紙の媒体を介さずにネットだけで取引をしているものが増えてきました。また日常生活の中でも、現金を使わずに買い物する機会が増えてきています。ふと、自分に万が一のことがあった場合、これらの資産がどう …